2020年7月27日月曜日

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (41) 「ここから神恵内村」

引き続き、トーマル峠の覆道を神恵内村に向かって進みます。相変わらずの覆道の写真ですが……
よーく見ると「ここから神恵内村」の文字が。
これはどうやら行灯だったようで、外が暗いときはこのように光るみたいです。


ところがこの時はちょうど正午過ぎで、外からの光が結構差し込んでいたので、行灯のスイッチがオフだった……ということみたいですね。

当丸展望台(閉鎖中)

トーマル峠を越えてからも、左に右にとカーブが続きます。それほど急なものでもありませんが、下り坂なので注意が必要です。
右カーブの途中には、なんと「交叉点」がありました。「交叉点」の先は鉄の扉で閉ざされていますが、積雪の無い時期はこの交叉点の先から「当丸展望台」に行けるようです。
「交叉点」の先も覆道の筈なのですが、外からの光が差し込まないからか、まるでトンネルのようです。

両古美シェルター

1.8 km ほどあるトーマル峠覆道を脱出しました。娑婆の光が眩しいですね。
しかしながら、「当丸橋」の向こうには次の覆道が姿を覗かせています。
次の覆道の名前は「両古美シェルター」とのこと。「両古美」(りょうこび)の名前は「両古美山」に由来するのでしょうね。覆道の中は深い左カーブなので注意が必要です。

当丸覆道

「両古美シェルター」を抜けてまっすぐ坂を下ると、またしても覆道があります。
片斜面型の覆道は久しぶりでしょうか(出口側は半円形断面のようですが)。「当丸覆道」という銘板は黒地の部分が再塗装されているようです。

乙部沢シェルター・熊見覆道

覆道の深い右カーブを抜けると、すぐさま次の覆道が見えてきました。この覆道は「乙部沢シェルター」という名前のようです。
「乙部沢シェルター」で再び深い左カーブを抜けると、また次の覆道です。今度の覆道は「熊見覆道」とのこと。ネーミングが「シェルター」だったり「覆道」だったりするのが謎ですが、上を土で覆っている区間があるものが「覆道」なんでしょうか。

熊見橋・大雪崩橋

「両古美シェルター」「当丸覆道」「乙部沢シェルター」と比べるとカーブの少ない「熊見覆道」を抜けると、これまでの覆道だらけの道から一転して、開放的な区間に入ります。
緩やかに左にカーブしている「熊見橋」を渡ると……
次は「大雪崩橋」です。この先は 100R 程度の 180 度右カーブが待ち構えています(右の方に少しだけ道が見えています)。

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