2020年7月20日月曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (38) 「国道と旧国道」

 

「豊浜トンネル」を抜けて、古平郡古平町に入りました(古平町沖町)。
ここには「セタカムイ道路防災祈念広場」があり、「豊浜トンネル崩落事故慰霊碑」がある……のですが、そう言えばまだ行ったことがありません(いつか行かねば……)。
このあたりの地名は「沖町」ですが、もともとは「沖村」という名前の村がありました(昭和 49 年までは「古平町沖村」でした)。川の名前は今でも「沖村川」のままです。
ところでこの「ラルマキ橋」、どことなくフィンランドの人名っぽい印象が……(リスト・マニセンマキみたいな)。それはさておき、rarma-ni であれば「オンコの木」(イチイ)なのですが、-ni だけ「木」に和訳した系でしょうか。

沖歌トンネル

沖町と歌棄町の間も海側に道路がありましたが、ご覧の通り、今は海側の覆道には柵が設けられて進入できないようになっています。
沖町と歌棄町の間の移動は全長 2,050 m の「沖歌トンネル」を通ることになります。ご覧の通り、まだ新しそうなトンネルです。
「沖歌トンネル」は、これまでのトンネルとは異なりずっと直線が続く……
……かと思ったのですが、やはり途中に右カーブがありました。
出口の手前で少し左に向きを変えて、間もなくトンネルから脱出です。

古平トンネル

沖歌トンネルを抜けて、古平町歌棄町にやってきました。ここも大昔は「歌棄村」でしたが、人口が 100 人に満たない小さな村で、明治 35 年に古平町に吸収されています。
「歌棄橋」を越えると、間もなく全長 168.2 m の「古平トンネル」です。
久しぶりに一直線のトンネルを抜けると……
ようやく古平町の中心部に入ります。

かつて国道 229 号だった道

古平町からは、トーマル峠経由で積丹半島西部の神恵内に抜ける道道 998 号「古平神恵内線」が分岐しています。1982 年までは国道 229 号だった道です。
「浜町十字街」の交叉点にやってきました。今回は左折して……
道道 998 号で神恵内に向かうことにします。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事