新日本海フェリーの「あかしあ」と「はまなす」では、個室の鍵はシリンダータイプです。カードキーではないので、下船の 1 時間ほど前に係の人が各室を回って鍵を回収に来られます。船内をウロウロしたい気持ちもあるのですが、部屋にいないと係の人が頭を抱えてしまうので、ちゃんと部屋で待つことにします。
この日は 20 時過ぎに鍵の回収に来られました。
小樽に入港
これは 20:28 時点での写真ですが、小樽の港湾施設と市街地の明かりが良く見えています。とうとう小樽に到着してしまいましたね……。定時の 15 分前ですが、そろそろ車輌甲板に向かう行列ができる頃でしょうか。早めに部屋を出ても行列で待たされるだけなので、アナウンスが入るまで部屋で待機です(新日本海フェリーの場合、同乗下船が OK な場合が多いので、乗船時よりも下船時のほうが甲板が混雑する傾向にあります)。
車輌甲板が開放されたとの船内アナウンスが入ったので、荷物をまとめて車輌甲板に向かいます。新日本海フェリーの場合は、下船時にも二次元バーコードのチェックが入るので、「e 乗船券お客さま控」が必要となります。手元に準備するのをお忘れなく。
もちろん、部屋に忘れ物をしないようにご注意ください。定番ですが、冷蔵庫は要チェックです。
鍵回収から退室まで 30 分ほどあったので、少しベッドを整えるなどしておきました。
スロープは閉鎖中
3 層ある車輌甲板の最下層(1 甲板)にたどり着いたのは、定刻の 5 分前でした。ちょいとギリギリの感もありますが、1 甲板からの下船は最後になるので、まぁ問題ないでしょう。ミラー越しなので分かりづらいですが、出口(2 甲板に向かうスロープ)は閉じられたままです。スロープの上の屋根?が開かない限り、車が外に出ることはできません。
おっ、スロープの上の屋根が上がり始めました!
2 甲板へのルートが開きました。これってなんか RPG みたいですよね。
1 甲板からの脱出
決して広いとは言えない 1 甲板ですが、なるべく前進だけで出入庫ができるように、車を駐車する向きが考えられていました。グルっと左に 180 度以上カーブして、スロープに向かいます。自車の最小回転半径に近づけるべく、しっかりとステアリングを切りましょう。
スロープを駆け上がり、2 甲板に向かいます。
小樽に上陸!
「あかしあ」は小樽港内で 180 度向きを変えて、右舷から接岸します。ということで、2 甲板右舷後方から下船します(乗船時は左舷からでした)。少し待たされたので 20:59 になっていましたが、ついに! 小樽に上陸です!(もう少しマシな写真は無かったのか)
それでは、引き続き「春の道北・船と車と鉄道で 2016」をお楽しみください……!
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