2020年5月27日水曜日

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (17) 「生野の道から大江山」

「京都縦貫自動車道」の「栃葉トンネル」を抜けて、宮津市に入りました。
ちなみに、この近くに「京都丹後鉄道宮福線」の「辛皮駅」があります。由良川支流の桧川の流域なのですが、なぜか最上流部のみ宮津市に属しています。宮津の市街地に抜けるには大江山スキー場のある「普甲峠」を越えるしかなく、道路も決して広く無さそうなのですが……(何故宮津市に属しているのか、謎です)。
17 時を少し過ぎた頃ですが、気温は 21 度とのこと。ちょうど過ごしやすい気温ですね。
「辛皮トンネル」というトンネルがありました(辛皮駅があるくらいですからね)。この「辛皮」は「からかわ」と読むのですが、ちょっと変わった地名に思えて印象に残ったもので。

二つの「──天橋立 IC」

前方に「大江山トンネル」が見えてきました。次の IC が「宮津天橋立 IC」で、それとは別に「与謝天橋立 IC」があるみたいですね。このネーミングが、後々ちょっとした混乱を招くことになります。
「大江山トンネル」に入ります。改めて考えてみると、「生野の道」から「大江山」にやってきたことになるんですね。「天橋立」ももうすぐですし。ちなみに今日 5/27 は「百人一首の日」なのだそうです。
大江山トンネルを抜けたところに、自動車専用道路の案内板としては異例とも言える、カラフルな案内が出ていました。
京都府道路公社からのメッセージのようですが、「天橋立へのご案内」とあります。なるほど、天橋立に南側からアプローチするのであれば「宮津天橋立 IC」が最寄りで、北側からアプローチするのであれば「与謝天橋立 IC」が最寄りのようです。どちらも「天橋立」を名乗る理由の一端がわかったような気がしますが、ややこしいのも確かですよね。
進行方向右側の山腹にも、色鮮やかな看板が立っていました。道が左にカーブしているので、ある意味真正面に看板が見えることになります。この上ない絶妙な場所ですよね。
こちらの看板は……普通に宣伝だったようです。

伝えたいことが多すぎて

「宮津天橋立 IC」が近づいてきました。「↑与謝」という案内(一般道風の青地のもの)が見えます。そしてこの先は 50 km/h 制限になるっぽいですね。
そしてこれが宮津天橋立 IC の出口が分岐するポイントですが……こ、これは……。これだけのメッセージをドライバーに一瞬で「読み取れ!」と言うのでしょうか。これは流石にやりすぎだと思うのですが……。
「宮津天橋立 IC」の IC 番号は「1」で、京都縦貫自動車道のトップナンバーです。宮津天橋立 IC から先は「山陰近畿自動車道」という名前に変わります(地理院地図では「鳥取豊岡宮津自動車道」という長~い名前になっていますね)。

無料区間に料金所が

宮津天橋立 IC の流入車線と合流します。本線料金所が見えてきました。
宮津天橋立 IC と与謝天橋立 IC の間は無料区間とのことですが、なぜか無料区間に本線料金所があります。本来は宮津天橋立 IC の手前に設置すべきものですが、なんでこんなことになってしまったのでしょう……?

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