「神河町」の次は「朝来市」(あさご──)です。朝来は「竹田城跡」あたりも有名かと思いますが、ここでは「史跡・生野銀山」がイチオシのようですね。「人と緑 心ふれあう 交流のまち」なのだそうです。
ようこそ 但馬へ
「播但連絡道路」は、その名の通り「播磨」と「但馬」を繋ぐ道路です。但馬は日本海側なので、どこかで分水嶺を越えることになるのですが、そろそろでしょうか……?トンネルの手前に「ようこそ 但馬へ」と題された案内が出ていました。但馬地方の「コウノトリ」推しもそこそこ浸透してきた感じでしょうか(「コウノトリ但馬空港」という名前のインパクトは強いですよね)。
生野町はほぼ太平洋側
てっきり旧・生野町の中心部は日本海側だと思っていたのですが、実は旧・生野町域のほとんどが太平洋側(市川流域)だったんですね。そして分水嶺は市街地のすぐ北にあったのでした。
(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
生野 IC(姫路方面からの出口のみ)
播但道には、「○○北 IC」がハーフ IC という謎の法則(もちろん偶然だと思います)があったのですが、旧・生野町の場合は更に訳のわからないことになっていました。まず、めちゃくちゃ画期的なのが「生野 IC」で……なんと、姫路方面からの出口しか無いクォーター IC でした。それにしても、良くこれだけの狭いスペースにインターを設置したものですね……。
第 1 と第 2 が交錯する生野北 IC
そして、これまでの慣例?ではハーフ IC になりそうな「生野北 IC」が、南北両方向に出入り可能な構造になっているのですが……「生野北第 2」出口の案内が出ています。「第 2」は姫路方面のハーフ IC で、「第 1」が和田山方面のハーフ IC です。あ、やはりハーフ IC なのは間違いないという話でしょうか……?
ハーフ IC が続くというのは良くわからない話ですが、改めて地形図で見てみると、よくぞこれだけ小さなスペースで、しかも高度差があるであろう所に IC を設けたものだなぁ……と感心させられます。
(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
「生野北第 1」と「生野北第 2」の特異性を把握する上でちょうど良い写真がありました。こちらですが……左が「生野北第 2 出口」のランプウェイで、右が「生野北第 1 出口」のランプウェイです。南行き車線(姫路方面)は「生野北第 2 入口」の後に「生野北第 1 出口」がありますが、北行き車線(和田山方面)は「生野北第 2 出口」の後に「生野北第 1 入口」があります。
どちらも「第 2」が手前で「第 1」が後ろなんですが、進行方向が逆なのに施設の順番が同じというのは普通はありえないですよね。
まぁ入口と出口なので混同する可能性は低いのですが、実にややこしいですね……。更に言えば、Wikipedia に次のような文章を見かけました。
当初は生野北ランプ(いくのきたランプ)と呼ばれていたが、2000年9月25日、生野北第一ランプ開設に伴って、生野北第二ランプに改称した。
(Wikipedia 日本語版「生野北第二ランプ」より引用)
なぁんだ、やはり「生野北 IC」もハーフ IC だったんですね。しかも元からあったハーフ IC が「生野北第 2」に改称されるとか、実に不思議としか……(素直に「生野北 IC」だけで良かったのでは)。www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International
0 件のコメント:
コメントを投稿