2020年5月7日木曜日

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (3) 「垂水 JCT マスターへの道」

阪神高速 5 号湾岸線の末端区間を走って垂水 JCT に向かいます。垂水 JCT は「神戸淡路鳴門自動車道」と「第二神明道路北線」および「阪神高速 5 号湾岸線」が接続するジャンクションで、しかも IC も併設されています。
垂水 JCT は接続路線の全方向に移動が可能で、上空から見るとまるで玉ねぎを縦に切った際の断面のようなユニークな形をしています。非常に美しいレイアウトですが、レイアウトを把握するのが難しいのも事実です。

(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)

北に向かうか南に向かうか、それとも西に向かうか

阪神高速 5 号湾岸線で垂水 JCT に入る場合、右側車線が「第二神明道路北線」直通で、左側車線が「神戸淡路鳴門自動車道」に向かう連絡路です。複雑に見える垂水 JCT ですが、良くあるジャンクションと同じく三方向に行けるだけなので、それほど複雑では無い……筈なんですけどね。
「神戸淡路鳴門自動車道」への連絡路は 2 車線ですが、左側が北行き、右側が南行き(淡路島方面)です。
淡路島方面が本線扱いで、北行きは連絡路から改めて流出することになります。

垂水第1B料金所

阪神高速または第二神明道路北線から「神戸淡路鳴門自動車道」北行きに入るので、この先に料金所があります。
「神戸淡路鳴門自動車道」北行きに入る料金所は「垂水第1B料金所」という名前です。阪神高速から来た車と第二神明道路北線から来た車でゲートが完全に分けられています。
料金所を抜けて、「神戸淡路鳴門自動車道」の北行きに入ります。
改めてこうやって見てみると、垂水 JCT の構造は急カーブもなく、とてもスムースに走ることができることがわかります。

垂水 JCT に「鬼門」があるとすれば、それは明石海峡大橋を渡ってきた車が通る「垂水第2料金所」でしょうか。垂水 JCT には神戸淡路鳴門自動車道のハーフ IC も併設されているのですが、一般道に出るには左から 3 つ目または 4 つ目のゲートを抜けないといけない……というのは難易度が高そうです(一番左のゲートを抜けてしまうと「第二神明道路北線」に入ってしまう)。

布施畑 JCT

「神戸淡路鳴門自動車道」を北に向かいます。阪神高速 7 号北神戸線とのジャンクションである「布施畑 JCT」はもうすぐです。
トンネルを抜けた先には、比較的新しそうな案内標識がありました。
ところが、分岐点の案内はコッテコテの「公団ゴシック」のものでした。やはり古臭さは否めませんが、視認性の高さは流石ですね。

神戸西本線料金所

布施畑 JCT を直進して、布施畑トンネルを抜けると、次は「神戸西 IC」です。ここは単なる IC ではなくて、本線料金所もあります。
この「神戸西本線料金所」ですが、なんと 12 レーンもあります。ところが左側の 6 レーンは使われている気配が無さそうに見えます。通行量を過大に見積もってしまったのでしょうか……?
合計 12 レーンある料金所のうち、実際に通行可能なのは 3 レーンだけでした。ETC 専用レーンが左右に 2 つあるのが救いでしょうか。
神戸西本線料金所は「神戸淡路鳴門自動車道」の終点で、この先は「山陽自動車道(支線)」となります。見た目はほとんど違いがありませんが、異なる事業主体のもとで運営されている、ということなのでしょうね(整備の根拠となった法律も異なるのかも)。

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