地勢の関係上決して広くはありませんが、駅前の一等地に畑があります。
内名の次は備後八幡です。距離は 3.7 km しかありませんが、9 分ほどかかります。
成羽川に幽玄を感じる
芸備線は、小奴可から備後八幡の間、成羽川(東城川)沿いを通ります。特に内名駅の南側では、線路が川のすぐ近くを通っています。この川の眺めは「幽玄」を感じさせますね……(言い過ぎでは)。写真が下手なのでアレですが、実物は比べ物にならないくらい良い感じです。
芸備線の新見行き 444D は、乗客が成羽川の景色を堪能できるよう、わざわざ徐行してくれている……かのようですが、実際には単に「25 km/h 制限」だったようです(汗)。
あー、3.7 km の区間に 9 分かかるわけですよねぇ。はっ、これはもしや、代行バスを走らせた場合の余裕時分にするつもりだったりして……?
バス代行を阻む道
もっとも、芸備線に並行する県道 450 号「内堀備後八幡停車場線」はこんな道だったりするので、どう見てもバスが走ることができるとは思えませんが……(汗)。ただ、県道 450 号も少しずつ改良が加えられているようで、成羽川にかかる橋は割と立派なものでした。この橋なら、バスも問題なく通れそうです。
こんな素敵な吊橋が
一方で、備後八幡駅の川向にある「郷」集落には、こんな素敵な吊橋も健在でした。残念ながら、この写真だとよく見えないので、Google ストリートビューでご覧ください。
備後八幡駅(びんごやわた──)
さてさて、素敵な吊橋に気を取られている間に備後八幡に到着です。備後八幡駅は、国有鉄道三神線が東城から小奴可まで開業した際に設置された駅で、1935 年の開業です。古き良き、田舎の国鉄駅と言った感じでしょうか。
現在の備後八幡駅は 1 面 1 線のスルー構造ですが、かつては「国鉄型」の 2 面 3 線だったようです。駅名標の外枠も、国鉄時代のものをそのまま流用している感じでしょうか。
ホーム右 →
左側には柵が見えますが、これはかつての 2 番ホーム跡なんでしょうか。車輌の停止位置を示す標識には、「ホーム右 →」というサインが追加されていました。かつては左側にもホームがあった(今も線路は残っている?)ので、間違えないように……ということでしょうか。
新見行き 444D は 1 番ホームに停車しました。ドアは開いてないですが、乗降客がいないから……ですね、きっと。
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