スピードリミットインフォ
東予港(愛媛県)行きフェリーの航送車列に車を停めます。乗船手続きの際に確認したところ、「2 番か 3 番で」とのこと。構内の制限速度は 20 km/h とのことですので、スピードの出し過ぎに気をつけましょう。間違えて 4 番に停めてしまっていたので、2 番に並び直します。4 番はナンバープレートの無い車ばかりで、無人航送とのこと。きっと中古車なんでしょうね。
東予港行きオレンジフェリーの乗船は、土曜・日曜は 19:30 からとのこと(平日は 20:00 から)。乗船開始の連絡が来るのを車内で待つことになります。それはそうと、ヘッドアップ ディスプレイに「20」の文字が。入口にあった「構内制限速度 20 km/h」を読み取って表示してくれたようです(汗)。
すべてが「0」か「2」になる
乗船券(兼領収書)です。「2020年02月22日(土) 22:00発」ということで、見事に「0」と「2」ばかりとなりました。三連休の初日とあってか、それなりに乗客の数はいたんじゃないかと思われますが、やはりトラックやトレーラーが多いようでした。
まぁ関西から四国へは「本四連絡橋」が 3 ルートもあるので、必ずフェリーに乗らないといけない、という場所ではありません(九州も同じだけど)。ただ、寝ている間に移動できて、朝 6 時に愛媛県からスタートできるというのは、時間の有効活用を考えると「アリ!」ではないかと。
なぜか敬遠されるエレベーター
「客室入口」と書かれたエレベーターがあるのですが……なぜか他のお客さんは目もくれず船尾のほうへと歩いてゆきます。「客室入口」とあるからにはこのエレベーターで間違いなかろうと思って、エレベーターに乗ってみました。
結果、エレベーターに乗るのは間違いではなかったのですが、船尾のほうに階段の入口があり、そこから上の階に移動するほうがエレベーターを待たずに済む、という判断だったようです。何しろ一晩寝るだけですから、旅慣れた人は荷物も必要最小限のものしか持ってないんですよね。別に階段を歩くのも全然苦にならない、ということなのでしょう。
愛媛県の観光名所
船内に入って、部屋の鍵を受け取ります。部屋は 5 甲板左舷とのこと。廊下の壁がギャラリーのようになっていて、愛媛県の観光名所が紹介されています。中にはこんなものまで。
豪華絢爛「おれんじ えひめ」
オレンジフェリーの「おれんじ えひめ」は、共用スペースがなかなか豪華なつくりになっています。赤基調の絨毯もいいアクセントになっていますね。客室は 4 甲板と 5 甲板の二階層ですが、6 甲板にも展望スペースが設けられていて、中央の吹き抜けから直接 6 甲板に上がれるようになっています。
展望スペースから外に出ることも可能で、巨大なファンネルを見ることもできます。
ボーディングブリッジには「オレンジフェリー」のロゴマークが。このロゴのデザインも好きですねぇ。「躍動感」と「楽しさ」を両立させた素晴らしいデザインだと思います。
「おれんじ えひめ」の出港は 22:00 ですが、出港の 2 時間ほど前から船内に入ることができます。大阪南港に停泊中にレストランが営業中で、船内に入ってからのんびりと夕食を楽しむことができます。レストランのつくりもなかなか豪華で、入口はまるで新日本海フェリーの「グリル」のようですね。
等級名は「スイート」です
お部屋は特等相当のもの……でしょうか。広さは申し分ないですが、実は個室なのにトイレ設備がなかったりします(共用トイレを使用するとのこと)。まぁ、移動は 8 時間のみで、基本的に食事のあとは寝るだけなので、それで良い……と言えばその通りなのですが、なかなか思い切った設計ですね。www.bojan.net
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2 件のコメント:
この航路レストランがあるだけたいしたものですわ。昔はサンフラワーが松山にも寄っていましたよねえ。
ねこあたま さん:
「おれんじ えひめ」の船内は凄く「華のある」雰囲気で、レストランの存在も華やいだ雰囲気を醸し出す「装置」として有効に作用しているように見受けられました。品揃えも悪くなく、お値段も安すぎず高すぎずのちょうど良いところですし、出港の 2 時間前に乗船させて、レストランに客を呼び込むという戦略も(予想以上に)うまく行っている印象があります。
「さんふらわあ」が松山に寄港していたというのは知りませんでした。手元に昔のフェリーガイドがあるので、後で眺めてみます……。
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