2020年2月7日金曜日

夏の新日本海フェリー「はまなす」デラックス A 乗船記(下船編&エピローグ)

小樽発舞鶴行きの新日本海フェリー「はまなす」は、ついに若狭湾に入りました。とは言っても、まだ下船は 90 分ほど後の予定です。
予定では舞鶴到着は 21:15 とのことでしたが、19 時過ぎにはアルコール類の自販機は販売を終了していました。
「はまなす」と「あかしあ」では、下船前に係の人が個室のルームキーを回収するイベントが今も健在です。この日も下船の 45 分ほど前に、回収に来られました。

車輌甲板へ!

到着予定の 20 分ほど前に、早くも車輌甲板を開放した旨のアナウンスがありました。キャリーバッグを片手にまずは 4 甲板に向かいます。
客室から車輌甲板に向かうには、4 甲板で乗船券の二次元バーコードをスキャンして下船処理を行ってからの移動となります(「e 乗船券お客様控」の準備をお忘れなく)。お盆の多客期なので混んでるだろう……というのは容易に想像ができましたが、車輌甲板への脱出には 10 分以上かかりました(汗)。
左隣は二輪ゾーンですが、いやーライダーさんの数が凄いですね。

ここまでの走行距離は

Day 0 から Day 6(小樽まで)の走行距離は 1,330 km とのこと。丸一日以上離島(天売・焼尻)にいたことを思うと、良く走ったほうかもしれません。
そして、残りの燃料が 1/4 強だったので、手稲で満タンに給油したのですが……僅か 20.9 km 走っただけでメーターが 1/12 ほど減っています。
道内で「満タン」まで給油をお願いすると、本当に満タンにしてもらえることが多いのですが、手稲の GS のお兄さんは給油口の「ギリギリまで入れないこと」という警告に従ってくれたのかもしれませんね。

何故かパイロンで制止され

実はこの日は自衛隊の皆さんが乗り合わせていたらしく、当初の予定よりも 30 分ほど早く団体下船する(一般客は予定通り 21:15 下船開始)とのアナウンスが入っていました。そんな裏事情もあってか、車輌の下船は思いの外順調で、早くも 21:18 に順番が回ってきました。
前には車の姿が無いのに、目の前にパイロンを置かれてしまいました。と思ったら……
どうやら下船の順番が不公平にならないように、中央の車線と右の車線で一台ずつ案内していたようでした。なかなか凝ったことをしますねぇ。
気がつけば目の前にはどこかで見たトラックが(小樽港の乗船車待機列で目の前にいたトラックです)。なるほど、これは確かに公平ですね。
21:19 に、ついに舞鶴に上陸してしまいました!

次の交叉点まで 984 km

乗船前に、下船後の目的地をカーナビに仕込んでいるので、下船後に右往左往することはありません。自車の現在位置もバッチリ修正されていますが、次の交叉点が「984 km 先」になっているのはご愛嬌ですね。
敦賀港の場合、北陸道の敦賀 IC に向かうルートは迷う余地も無いのですが、舞鶴港の場合、「舞鶴東 IC」に向かうか、「舞鶴西 IC」に向かうか、いきなり選択を強いられることになります。舞鶴東 IC のほうが圧倒的に近いですが、綾部 JCT までの距離で考えるとどちらのルートもいい勝負なのかもしれません。
この日は、あまり深く考えずに、カーナビの言うままに舞鶴西 IC に向かいました。

新ルートの開拓

2 時間と少しほどで、無事帰宅しました。Day 0 から Day 7 までの総走行距離は 1,499 km とのこと。あと 1 km でちょうど 1,500 km だったんですが……。
平均速度は 51 km/h で、平均燃費は 11.23 km/l でした。思っていたほどは燃費が伸びなかった感もありますが、まぁこんなものでしょうか(街乗りだと 5 km/l すら厳しい時もあることですし)。
前島埠頭(舞鶴)から自宅まで約 190 km……だった筈ですが、なぜか 169 km しか走っていません。実は、舞鶴道ではなく京都縦貫道・第二京阪経由だと、20 km ほど距離が短かったのでした。近畿道から前島埠頭に向かう場合も、京都縦貫道経由のほうがリーズナブルかもしれません。

ご愛読ありがとうございました

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015」は今回で最終回となります(フェリー探訪は……きっとまだまだ続くと思います)。ご愛読いただき誠にありがとうございました。次の連載もご愛顧のほどをお願いいたします。

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