「少年よ、大志を抱け」の名言で知られるクラーク博士の像があるのは札幌市の羊ヶ丘展望台ですが、クラーク博士が実際に "Boys, be ambitious……" と語った場所が島松の駅逓所(北広島市島松)だったようで、その縁でカントリーサインとして描かれている、ということのようですね。
国道 274 号との交叉点が前方に見えてきました。国道 274 号は、番号こそ大きな国道ですが、札幌と道東を最短距離(日勝峠)で結ぶ重要な路線です。
かつての「札幌郡広島町」
かつての「札幌郡広島町」も市に昇格して「北広島市」となりました。人口が増えると財政も潤い、公共施設も充実する、ということなのでしょうね。北広島駅の手前までやってきました。カーナビに導かれるがままに右折します。
JR 千歳線の下をくぐります。手前に別の橋も見えていますが、あれはもしかして千歳線の旧線跡(月寒経由)でしょうか。
信号が青に変わる前に、かつての「札幌郡広島町」の痕跡を見つけてしまいました。
店が……無い!
道道 1080 号「栗山北広島線」を西に向かいます。緩い目のカーブが続きますが、片側二車線の走りやすい道路です。幹線道路の筈ですが、面白いくらいに道路脇に店がありません(意図的なものなんでしょうか)。右手に大きな学校のような建物が見えてきましたが……。
「道都大学」という大学だったようです。地理院地図には「星槎道都大」とありますね。
道道 1080 号は野幌原始林と輪厚川の間を縫うように走ります。店がないのは「野幌原始林」と関係があったりするのでしょうか。大学があるくらいですから、普通はコンビニの一つでもありそうなものですよね。
森の中へ
カーナビの指示するがままに、交叉点を左折して森の中に入ります。いい感じに生い茂った森の中を進みます。橋が気になりますが、地図で確かめた限りではゴルフ場の道路のようでした。つまり、ここはゴルフ場の中ということになりますね。
ゴルフ場の中ということは、もしかしたら私道なのでしょうか。北海道の道路は、アスファルトの隙間に入った水分が凍結することでひび割れを起こしやすいので、こまめにメンテナンスが必要になるのですが、私道だとどうしてもメンテナンスが疎かになりがちなのかもしれません。
改めて見てみると、ここは相当な上り坂ですね……。
Day 5 ゴール到着
森の中の道を走ること数分で、この日のゴールが見えてきました。この日は名寄を 8:12 に出発して、北広島に 16:40 にゴールでした(なんと健全な時間!)。走行距離は 338.0 km です。
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