2019年9月24日火曜日

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (106)「我らが通行する『筑紫橋』」

「速く! 安心! 快適に! 通行無料」な深川留萌道には目もくれず、国道 275 号で美馬牛川を渡りました。北竜町に入ります。
北竜町のカントリーサインは、おなじみの「ひまわり」です。なにしろひまわり好きが嵩じて IC の名前まで「北竜ひまわり IC」にするくらいですから、北竜町の「ひまわり推し」はガチなんですよね。
久しぶりに広域情報の掲示板ですが、「空知地方 雷 注意報発表中」と出ています。雷注意報が出てない日があるのか……とすら思えてきました。

「ひまわり」推しガチ勢

国道 275 号を進むこと数分で、あの「碧水(北竜町)」にやってきました。深川から留萌に向かう国道 233 号と国道 275 号の交叉点なので、かなり手前から何度も距離が案内されていたのでした。
北竜町の「ひまわり推し」の一例ですが、街灯にもなんとひまわりのデコレーションが。

碧水の「モダ」跡地

200 番台の国道が交叉する十字路ですが、セイコマが目立つくらいで、左奥に至っては更地になっています。
現在更地になっているこの一角ですが、以前はあの「モダ」のガソリンスタンドがありました。2011 年 5 月にはここでガソリンを給油していたのですが、2015 年 8 月にはご覧のように更地になっていました。
国道 233 号と国道 275 号の交叉点ですが、深川から留萌に向かう車の多くが国道 233 号から深川留萌道にシフトしてしまったようで、国道 233 号を走る車がかなり少なくなってしまったように見受けられます。そのため碧水から撤退に追いやられた……と言ったところでしょうか。

筑紫橋

碧水(北竜町)の交叉点を左折して、国道 233 号で秩父別に向かいます。明らかに遠回りしていますが、その辺は不問にしていただければと。
前方に、雨竜川にかかる橋が見えてきました。これだけ遠くから見えるということは、随分と立派な橋ということですね。そして車の数がかなり少ないこともわかります。バスやトラックなどの姿も見かけません。
雨竜川にかかる橋の名前は「筑紫橋」とのこと。JR 留萌線の「秩父別駅」の旧称が「筑紫駅」でしたが、その「筑紫」と関連のある命名でしょうか。隣接するバス停の名前は「筑紫大橋」ですが、確かに「大橋」を名乗ってもおかしくないサイズの橋ですね。

強度を確保しつつ極限まで軽量化

「筑紫」という地名は、九州とは特に関係は無く、chi-kus で「我ら・通行する」から来ていると考えられます。つまり、橋の名前としてはこの上なく適切な名前なんですよね。立派な橋ですが、やや左右に圧迫感のあるサイズでもあります。
さすがにこの幅の橋に自転車・歩行者を通すのは危険だったか、南側(右側)に歩行者橋が設けられているようですね。
トラス橋は強度を確保しつつ軽量化するための工夫と言えるかと思いますが、改めて見てみると鋼材に中空の部分が多いことが良くわかります。
まもなく橋を渡り切って、秩父別町に入ることになります。

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