真西に向かう道路はおそらく市道だと思われますが、途中で風連駅からやってきた道道 729 号「朱鞠内風連線」と合流します。この道をまっすぐ進めば、やがて道道 729 号になる、ということですね。
道道 729 号の筈なのに
ここは道道 729 号「朱鞠内風連線」……の筈なのですが、道道 850 号「瑞生下士別線」であるかのように表示されていますね。きっと重複区間なんだろう……と思ったのですが、どうやらそうでも無かったようで、純粋に間違いだった可能性が高そうです。「間違いではないか」と思われるのは、この先の交叉点が道道 850 号「瑞生下士別線」の起点らしいから、です。
天塩川を渡る
このまま道道 729 号を直進すると、「瑞尾橋」で天塩川を渡ることになります。川を渡った先で、今度は道道 798 号「西風連名寄線」が北に分岐しています。まっすぐ西に向かえば朱鞠内……と思っていたのですが、我らが道道 729 号も、ついに直角(左)に向きを変えるようです。「日向スキー場」(ひなた──)と「日向温泉」(ひなた──)へも左折です。
まっすぐ進んだ先にもゲレンデらしきものが見えます。地形図には「町営スキー場」とありますが、風連町が名寄市に吸収された後はどうなったのでしょう……。
ポントーフトナイ川
左に 90 度向きを変えて、南に向かいます。道路脇には信頼のブランド「夜間の除雪はしていません」が光ります。南に向かっていた道道 729 号も、トーフトナイ川の手前で右に 45 度ほど向きを変えて、トーフトナイ川を渡って少し経ったところで更に右に 45 度ほど向きを変えます。結果として、再び真西に向かうことになります。
トーフトナイ川の隣を流れる(支流というわけではない)「ポントーフトナイ川」を渡ります。河川名を示す例の看板も立っているのですが……
なんか、随分とずり落ちた感が……(汗)。
風連と士別
士別に向かう道道 976 号「西風連士別線」との交叉点が見えてきました。それにしても「風連」と「士別」って、「風蓮湖」と「標津町」のようでややこしいですよね。北海道電力雨竜発電所
山間部に入ってきましたが、左手に何やら立派な建物が見えてきました。左カーブを曲がった先には……
うわっ。さっきから上のほうは見えていましたが、こんなに大きな建物だったのですね。朱鞠内湖は雨竜川を堰き止めて形成された、日本最大の面積を誇るダム湖ですが、その水の一部は天塩川筋に送られて発電に使用されていると聞いていました。どうやらここがその発電所(雨竜発電所)だったようです。
朱鞠内湖が完成したのは第二次世界大戦中の 1943 年でしたが、雨竜発電所の着工は 1938 年だったとのこと。発電所の建物はそこまで古く見えませんが、既存の建物をリフォームした……とかでしょうか。かなりがっしりした構造に見えます。
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