仁宇布は山の中の小さな盆地状の土地で(大昔は湖だったのかも)、決して人口が多いようには見えませんが、道道沿いには簡易郵便局も健在です。産業施設としてはスバルのテストコース(美深試験場)があります。
ちょっと川の様子を
道道 49 号「美深雄武線」でペンケニウプ川沿いを西南西に向かいます。ペンケニウプ川を渡ったところで車を停めて、ちょっと用水路……ではなく川の様子を見に行くことにしました。この橋の名前は「第 4 仁宇布橋」です。第 4 があるからには第 1 や第 2 もあるのですが、地理院地図を見た限りでは「第 3 仁宇布橋」が見当たりません。
(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
何故だろう……と思ったのですが、地理院地図のミスのようで、「第 3 仁宇布橋」のところに「第四仁宇布橋」と記されていて、本来の「第 4 仁宇布橋」のところには何も記されていません。そしてもう一つ謎なのが、川の名前は「ペンケニウプ川」の筈ですが、橋には「ニウップ川」と記されています。
わざわざこの橋から川の様子を見に来たのは、この橋からは廃止された国鉄美幸線の橋が見えるからです。また、手前にも橋脚が見えていますが、どうやらこれらは美幸線が部分開通する前に美深と仁宇布の間を結んでいた「殖民軌道仁宇布線」(後の「美深町営軌道」)の橋の跡だったようです。
右折左折の誘惑
ペンケニウプ川沿いの谷間を抜けて、天塩川沿いの開けた土地にやってきました。左折すると JR 宗谷線の智北駅方面に抜けられるようです。引き続き直進すると、名寄美深道路の美深 IC が見えてきました。左折すると名寄方面、そして右折すると稚内方面……とありますが、美深北 IC まで行くことができます。
ここを左折すると、この日のゴールである名寄方面ですが……
何故か直進してしまいます。そして右折すれば「稚内方面」こと美深北 IC に向かうことができますが……
結局そのまま直進してしまいます。続いて、右折すれば道道 680 号「班渓美深停車場線」で「班渓」に向かうことができるようですが……
またしても直進してしまいます。ところで、panke を「ばんけい」と読ませるケースはちょくちょく目にしますが、「ぱんけい」と読ませるのは割と珍しいかもしれませんね。
右見て左見て、もちろん直進!
「名寄美深道路」にも、道道 680 号「班渓美深停車場線」にも目も呉れず直進すると、今度は JR 宗谷線の踏切が見えてきました。特に変わったところのある踏切ではありません。左右を確認の上、もちろん直進です(曲がったらいけません!)。
とうとう国道 40 号との交叉点が見えてきました。
では、素直に信号が青になるのを待つことにしましょう。それにしても、今から思えば一体どこに向かおうとしていたのか……(汗)。
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