真夏の繁忙期ということで、車輌甲板で待たされること 30 分近く。小樽に上陸したのは朝の 5 時前でした。さすがに月曜日のこの時間は閑散としていますね。
神威岬で見たものは
今日のゴールは旭川なので東に向かえばいいのですが、小樽で見ておきたい場所がありました。かと言って小樽市内で数時間ボーッと待つというのも芸がないので、駐車場から先に行ったことがなかった積丹の「神威岬」に行くことにしました。移動に一時間以上かかるので、現地に着いた時には 6 時を回っている筈です。……で、実際に 90 分近くかけて神威岬に到着したのですが……
あれっ? ゲートが閉まっているではありませんか。
えええっ(汗)。なんとこのゲートが開くのは朝の 8 時とのこと。そんなぁ。聞いてないですよぅ。さすがにこの場で 2 時間近く待つというのも間抜けなので、国道 5 号と後志道経由で小樽に戻ることにしました。
巨大遊園地の夢の跡
続いては、小樽で一度見ておきたかった場所のひとつである「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」の「オタモイ園地」にやってきました。噂では「何もない」という話でしたが……本当に何もありませんでした(汗)。何もない場所に、なんでこんな広い土地があるのか……という話ですが、実は、ここは昭和 11 年に建設された巨大遊園地の施設の跡、なのです。
当時のパンフレットを見ていると、この巨大な空き地には「辨天食堂」というレストランがあり、また池や演芸場、角力(すもう)場などがあったように描かれています。「昭和 27 年 5 月営業再開を目前に焼失」とあるので、もう 67 年も前に焼失していたことになるんですね。
小樽天狗山ロープウェイ
続いては、これまた小樽で見ておきたかった「小樽天狗山ロープウェイ」へ。あれっ、目の前でロープウェイが出発してしまったような……あああああ(汗)
待つこと 12 分後、無事次のロープウェイで「山上駅」に降り立ちました。スキー場のロープウェイだろうから、上に登ったところで展望台以外何も無いんじゃないか……と思っていたのですが、意外や意外、ちょっとしたアミューズメント施設のようになっていました。そして何故か神社まで。
五天山公園
天狗山を散策した後は、国道 5 号で札幌へ。地図で見かけて気になっていた「五天山公園」(ごてんざん──)に行ってきました。その後は小別沢から盤渓を経由して札幌の市街地を東に向かいました。お昼は途中で見かけた「みよしの」で。
まさかの「本日休館日」
「ぎょうざカレー」を食したあとは、厚別の「北海道博物館」へ。「アイヌ語地名と北海道」という展示があると聞いてはスルーするわけにはいきません。ところが……えっ、えええっ!
まさかの「本日休館日」の文字が。そう言えば今日は月曜日ですが、夏休みでも月曜日は休館しちゃうんですね……(涙)。
眠りについた「記念塔」
「北海道博物館」に来たならば、やはり隣の「北海道百年記念塔」もちゃんと見ておくべきでしょう。ということで行ってみたのですが……こちらも「立入禁止」の文字が。これは「休館日」とは関係なく、もうこの塔自体に立ち入ることができなくなった、ということのようですね。あと数年早く来ておけば良かったのですが、時すでに遅し……。
暑さに負けないラーメンの引力
その後は「夕張鉄道」の跡をドライブしているうちにそこそこいい時間になったので、岩見沢から NEXCO に課金してぴゃーっと旭川へ。旭川に来たならば、やっぱラーメン……いや、暑いしなぁ……でも店側もちゃんとクーラー効かせてくれてるだろう……という風に謎に思考を巡らせた結果、ホテルの近くにあった「梅光軒」さんの暖簾をくぐってみました。
醤油ベースのチャーシュー麺にメンマをトッピング。いやー、んまかったです、はい。
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