2019年7月23日火曜日

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (72)「毎週火曜日 深夜 0:15~」

JR 宗谷線の音威子府駅(「交通ターミナル」ともありますね)の外に出ました。木材を前面に押し出した現代風のデザインも悪くないな……と思わせます。
駅舎の前には宗谷バスの停留所が。国鉄天北線の転換バスという位置づけの筈ですが、一時期乗り合いタクシーに転換する計画があったと記憶しています。確か、維持コストがほぼ変わらなかったので現状維持というオチだったでしょうか。もはや鉄路の存廃は争点ではなく、転換バスの維持が焦眉の急だったりするんですよね……。

各停用ホーム、特急用ホーム

駅舎の横からは線路とホームが丸見えです。音威子府は宗谷本線と天北線の分岐駅だったこともあり、現在も 2 面 3 線という規模の大きな駅です。手前に見えているのが 1 番線の線路で、手前のホームと随分離れているように見えてしまいますが、離れているのではなく段差が無い、というのが正解です。つまり、手前はホームでは無いのです。
1 番線のホームは駅舎から見て稚内寄りにあります。あまり使われることが無いのかな……とも思ったのですが、各駅停車の大半が 1 番ホームから発着するようです。跨線橋を渡る必要がないので、足腰の弱った方には助かるかもしれません。まぁ、それだったら改札の真ん前がホームになっていれば尚良いような気もしますが……。
2 番線と 3 番線は跨線橋を渡った先にあります。3 往復の特急全てが 2 番線と 3 番線から発着するほか、稚内行きの始発の一番列車と、同じく稚内行きの二番列車が 2 番線から出発します。稚内行きの二番列車が 2 番線発着なのは少し謎ですが、車輌の増解結でもあるのでしょうか(それ位しか理由が思いつかない)。

道の駅「おといねっぷ」へ

それでは、車を停めてある「道の駅」に歩いて戻ることにしましょう。Google マップで見た限りでは、わざわざ国道に戻らなくても道の駅に行けたようなのですが……。
道の駅の駐車場を借りて、道の駅の建物には立ち寄ってないんじゃないか……と誤解されるかもしれませんが、いえいえちゃんと中も見てきましたよ。ここの道の駅は割といつも結構繁盛していて、写真を撮影するのも容易ではないのです。
ところでこのポスター、貼られてから結構経つような気もするのですが、その割には劣化が少ないですよね。網走駅前の「藤尾記念館」で見かけたポスターは結構劣化が進んでいたような記憶があるんですが……(そして網走駅前のローソン自体が閉店の憂き目に)。

小学校と言えば

そろそろ車に戻りましょう。国道 40 号を南に向かいます。
「音威子府村小学校」という押ボタン信号(!)の向こうに ENEOS が見えます。ここ、今どき貴重なフルサービスのガソリンスタンドなんですよね。
この日も店員さんが絶賛お仕事中のようです。

ハイオク満タンで!

そして気がつけばガソリンが底をつきかけていました。687 km という走行距離は多くもなく少なくもなくですが……
「残り 110 km」というのは結構な減り方です。燃料計は残り 1/8 あたりを指していましたし、道内基準で 110 km というのは、これまた残りが 1/8 程度ということを示しています。何よりも道内で「110 km」というのは、「ちょいとひとっ走り」に近いものがあります。貴重なフルサービスの GS で給油しないわけがありません。
ということで、今回もお世話になります~。ハイオク満タンでお願いします!

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International


0 件のコメント:

コメントを投稿