ということで、ここはもちろん存在しないはずの道を進むしか無いでしょう。雄信内の集落を東西に貫く道ですが、古くからの道にしては幅に余裕があるのが北海道らしいですね。
雄信内川にかかる橋は、なんと「14 t 制限」の規制つきでした。この標識は久しぶりに見たような気がします。
ここまでの道幅は広かったですが、橋の幅は随分と狭いものです。普通車のすれ違いも容易では無さそうな感じがします。
啓徳小中学校
橋を渡り終えると、再び片側一車線の快適な道路に戻ります。そして、ほどなく国道 40 号に合流です。
この道は現在の国道 40 号が整備される前から存在するものですが、すぐ南隣を国道 40 号が通っています。そのため、雄信内川には橋が二つ並んでいる……ということになります。旧道の橋を維持する理由は、国道の南側にある「天塩町立啓徳小中学校」への通学路を確保したいから(国道を通学させたくないから)なのでしょうね。
ちなみにこの「啓徳小中学校」ですが、中学校のほうが 2016 年に統廃合されてしまい、現在は「啓徳小学校」となっているようです。ここを訪れたのは 2015 年のことですから、図らずも「最後の夏」に訪れたことになるのですね。
道道 256 号とはここでお別れ
国道 40 号を中川・音威子府方面に向かって走ります。ここは国道 40 号と道道 256 号の重複区間(のようなもの)ですが……程なく道道 256 号が左に分かれます。この先を左折すると天塩川を渡り、宗谷本線の「雄信内駅」方面に向かうことができます。
……が、雄信内駅には向かわずに、そのまま東に向かいます。前方にトンネルが見えてきました。
公安委員会による隠蔽の実態
トンネルの随分手前から「トンネル走行注意」の注意喚起です。随分と気合が入っていますね。今度は「対向車接近注意」の電光掲示まで。トンネルの入口も見えてきましたが……なるほど、どうやらこのトンネルは少し幅が狭いようですね。
トンネル入口の直前には「公安委員会」のカバーのついた標識が。季節限定の標識でちょくちょく見かけるものですが、カバーの下にどんな標識が隠れているのか、ちょっと興味がありますね。
「雄信内トンネル」自体は、延長 750 m のそれほど長くないトンネルですが、決して幅広ではないトンネルの左右に歩行者スペースも設けているため、大型車同士のすれ違いには少々気を遣うサイズかもしれません。
トンネルの中は少し狭いかなーと思わせる程度で、特に恐怖を感じるほどのものではありません。距離はそこそこありますが、一直線ですし。
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