道道 741 号「上遠別霧立線」との共用区間はここまでです。T 字路を右折して、築別(集落)に戻ることにしましょう。
ちなみに、ここにも道路情報が出ていたのですが……
あれ、「道道 築別炭砿築別停 線」「一部」「不通」とありますね。道道 741 号(未開通区間あり)や道道 612 号(通年通行止め区間あり)ならともかく、道道 356 号には不通区間は無かった筈なのですが……。
築別橋(徐行)
道道 356 号で海沿いの国道 232 号を目指します。歩道も完備された快適な二車線道路です。帰り道では「羽幌炭礦鉄道」の鉄橋群には目もくれず、そのまま国道まで戻ってきました。左折すると留萌方面、右折すると稚内方面です。
右折して、国道 232 号で稚内方面に向かいます。前方に、築別川にかかる橋が見えてきました。「築別橋」という名前の橋ですが、何故か上に「徐行」マークがついています。
「徐行」マークの理由は橋の幅にありました。辛うじてセンターラインこそあるものの、歩道に相当するスペースはありません。稚内に向かうという道路の性質上、自転車もそれなりに通りますし、何よりも大型車同士の離合に苦労しそうな幅です。
やはり危険だという声が多かったのか、現在は上流側に新しい橋を建設済みで、この橋はもう使われなくなったようです。
ここから初山別村
築別川の北側にやってきました(まだギリギリ羽幌町です)。直線基調の道路が地形に合わせてアップダウンを繰り返すという、いかにも(このあたりの)国道 232 号らしい眺めが帰ってきました。丘の間の僅かな窪みが町村界でした。ここから先は初山別村有明です。カントリーサインは天文台なんですね。
初山別村に入っても、直線基調で緩やかにアップダウンという基本スタイルに違いはありません。ただ、海が見える場所がまた増えてきたような感じでしょうか。
羽幌町には「築別川」が流れていましたが、初山別村には「茂築別川」が流れています。茂築別川の「茂築別橋」を渡った先に、内陸部に向かう道道 708 号「有明天塩有明停車場線」が接続する交叉点があります。
それはそうと、「有明天塩有明停車場線」というネーミング、「有明」と「天塩有明駅」を結ぶという意味なんでしょうけど、ちょっと変な感じで面白いですよね。
時折、海がチラリ
初山別村有明と初山別村初山別の間は 10 km ほど離れています。またしても緩やかな上り坂を駆け上がりますが……丘を越えると、眼前に海が見えてきました。時折、段丘が途切れて海が見えるのですが、このチラ見加減がなかなか魅力的なものでして。
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