こちらは、天売でも見かけた「エゾスカシユリ」の花ですね(やっと覚えたか)。
こちらは……何の葉っぱだったでしょう。なかなかのツヤツヤ具合ですが。
これは……木苺っぽいですね。ベニバナイチゴあたりでしょうか。
般若の木
ハイヤーを降りて向かったのは、「オンコの荘」(──のしょう)と呼ばれる、とても奇妙な姿をした巨木のあるところです。森にはオンコ(イチイ)以外にもいくつも奇木があり、このイタヤは「般若の木」と呼ばれているようです。確かに、まるで般若の面のような、あるいはムンクの「叫び」のような、そして佐藤商事の「マーシャン」のような雰囲気のある奇木ですね。
森が途切れて野原のような場所に出ましたが、これまたとても奇妙な形をした木が生えていました。まるで木にドライヤーの風を当てたかのような形をしています。
このあたりの標高は海抜 45 m ほどあって、遠くに海も見えます。建物が見ていますが、あの建物が道道沿いにある「白浜野営場」(キャンプ場)の建物のようです。
遊歩道の脇にはテーブルと椅子が設けられていました。晴れた日はここで弁当を広げるのも良さそうな感じでしょうか。
オンコの荘
ということで、「オンコの荘」にやってきました。周りを見渡した感じでは、それほど変わった木があるようには見えませんが……。そして全体的に見て、異様に背の低い木が多いようにも思えます。「焼尻観光ハイヤー」の一行は運転手さんの先導のもと、列を成して歩いていましたが、気がつけば前の方から一人、また一人と姿が消えてしまいました。目を凝らして見てみると、なんと木の中に消えていってしまったではありませんか!
ガイドさん(運転手さん)に唆されるがままに木の中に入ってゆくと……うわっ、。何じゃあこりゃああ!™
なるほど、これが奇木「オンコの荘」の正体だったのですね。奇木の外側にはこのような説明板が設置されていたのですが、あまりに風が強いためにオンコ(イチイ)の木が縦に成長することができず、仕方なくこのように横方向に大量の枝を伸ばす羽目になった、ということのようです。
樹皮製クッション?
「オンコの荘」の「中」から外側を眺めるとこんな感じです。やはり外側の枝についている葉っぱがかなり日光を遮るようで、結果的に幹の周りには葉がつかなくなり、こんな「枝だらけ」の木になってしまうようです。幹や枝の樹皮は随分とズル剥け状態のようですが……
剥けた樹皮が、ちょうどいいサイズで幹の周りに敷き詰められていました。
最初は「歩きやすくするためにわざと敷き詰めたのかな?」と思ってしまいましたが……さすがにそれは無いですよね?
www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International
0 件のコメント:
コメントを投稿