2019年4月25日木曜日

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (23)「天売島一周・一方通行編」

道道 548 号「天売島線」をレンタサイクルで一周します。「観音崎園地」の駐車場に戻ってきたところ、結構な数の自転車が駐輪してあることに気づきました。
道道から観音崎園地の駐車場までの脇道は、道幅は狭いですが、自動車も通行可能のようです。
そして……思いっきり話が脱線しますが、道端で見かけたこの花は何という植物のものなのでしょう。「すずらん」かなーと思ったのですが、色合い的に違うような気も……。樹木や草花に関する知識は情けないほど無いもので……すいません。

自転車も一方通行

道道 548 号との交叉点まで戻ってきました。6 月 1 日から 8 月 31 日までは、道道 548 号の西半分は時計回りの一方通行となっています。
今頃気づいたんですが、実はどこにも「軽車両を除く」とは書かれていません。つまり、この一方通行は自転車にも適用されるものだったんですね。
「観音崎」が、道道 548 号沿いの最後の観光スポットか!? と思ったりもしたのですが、いえいえどうして、次は「愛鳥の碑」なるものが控えているようです。

下り坂 スピード注意!!

それでは、道道 548 号で島内一周に戻りましょう。昨日の記事でも記した通り、道道 548 号が尾根伝いを通るのはここまでで、ここから先は 110 m ほどの高低差を一気に駆け下りることになります。
ということで、今度こそ本当に「下り坂 スピード注意!!」ですね。これまでとは違うレベルの下り坂が待ち構えている……筈です。
路傍の知らない植物シリーズ第 2 弾(シリーズ化?)です。どことなくドラゴンフルーツっぽいこちらの花?ですが、一体なんという植物なんでしょう?

天売島灯台

坂を下る途中で、野原の向こうに「天売島灯台」が見えてきました。天売島では失われた森林を取り戻すべく植林に取り組んでいるという話ですが、海沿いはやはり今でも草原が多いようですね。
天売島灯台は天売島の北部にありますが、残念ながら道道からはかなり離れています。「旅館 青い鳥」からは直線距離で 150 m 程度なんですが、道が無いみたいなんですよね……(北端のゴメ岬経由で獣道?があるみたいですが)。
お隣の焼尻島が見えています。天売島と焼尻島の間の距離は、最も近いところで 3.6 km 程度で、利尻島と礼文島の間が最も近いところでも 9.5 km ほどあることを考えると、かなり天売と焼尻の間は近いのだ、と言えそうです。

爽快なサイクリングロード

下り坂の先に、同じく自転車で島内一周中の方々を見かけました。赤岩園地付近の「魔の上り坂」を除けば、とっても気持ちいいサイクリングロードなんですよね。上り坂を除けば……(しつこい)。
でもまぁ、サイクリングロードとしては 10 km 弱という距離も絶妙ですし、車もほとんど走っていない上に適度に観光スポットもあり、かなりイケてると思います。この規模だとさすがにマイカー持ち込みはコストが高くつきすぎでしょうね。

一方通行ここまで

坂道を駆け下りて、標高 68 m あたりまで降りてきました。右手からやってきた道路とここで合流します。
そして、夏季限定の一方通行はこの交叉点で終了です。つまり、ここから先は生活道路としての側面が強くなるということでしょう。ようやく天売島の集落に戻ってきたということになります。

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2 件のコメント:

  1. 気儘堂主人2019年4月25日 21:53

    薄紫の花はツリガネニンジン。ユリはエゾスカシユリ。ともに北海道では一般的な花です。

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  2. 気儘堂主人さま:

    こんばんは。早速のご教示誠にありがとうございます。本当に植物についての知識に乏しいもので畏れ入ります。「ツリガネニンジン」は名前だけは聞いたことがあったのですが、この花がそうだったのですね。「エゾスカシユリ」については今まであまり気にしたことが無かったのですが、きっと何度も目にしていた筈です(お恥ずかしい……)。

    繰り返しになりますが、この度はご教示ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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