今回レンタルしたのは「電動アシスト」つきの自転車でした。上り坂に差し掛かるところで時折スイッチを入れて「うひょー」となっていたのですが、なんとここで早くも電池切れの様相を呈してきました(汗)。ここから先が本格的な上り坂なのに……。
高まる「最果て感」
民家のあるあたりを抜けると、道道 548 号「天売島線」からセンターラインが完全に消えました。道路からは水平線が一望できるようになり、いよいよ最果て感が高まってきました。天売島には山らしい山は無く、もっとも標高の高いところでも 183.5 m ほどしかありません。ただ、島全体が盾状の台地のようになっていて、西側と北西側の海岸は 100 m 以上の高低差のある崖となっています。長々と書きましたが、要するに今から向こうに見える台地の上まで行かないといけない、ということです。
黒崎海岸
相影集落の南には荒磯の海岸が広がっています。このあたりは「黒崎海岸」と言うらしく、「黒崎海水浴場」と記された案内板がありました。
ただ、意図的に「黒崎海水浴場」の文字を消したようにも見えますね。
黒崎海岸(元・海水浴場?)の沖合の岩には、海水浴を楽しむ野鳥の皆さんの姿がありました。「世界的海鳥繁殖地」の肩書は伊達じゃないということでしょうか。
マムシ注意
道道 548 号は、このあたりは海抜 18 m ほどですが、ここから先、最終的には海抜 170 m まで坂を上ることになります。草の生い茂った野原には「マムシ注意」の看板が……。道道 548 号の上り坂を撮影したつもりなんですが、ちょっとこれでは良くわからないですね。奥の方中央に周りと比べて少し色の薄い擁壁のような場所が見えますが、その麓を右から左に(東から西に)坂道が伸びています。
天売では過去に山火事で森林が失われたことがあり、計画的な植林も進められているようですが、手付かずのままのところも多いようです。
10 % 以上の上り勾配!
道幅は決して広いとは言えず、乗用車同士の離合も容易ではないかもしれません。そのため、夏季などは時計回りの一方通行に規制しているようです。場所によっては、このように拡幅して容易に離合できるよう改良していました。
ちなみにこの坂の勾配は堂々の 10 % 超えです。レンタル自転車(電動アシスト停止中)で上るのはかなり……きついです……。
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