2019年3月25日月曜日

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (4)「追い越しは計画的に」

深川留萌自動車道の秩父別 PA から、終点(暫定)の留萌大和田 IC までの話題です。

まずは沼田町へ

秩父別 PA を出発し、留萌方面に向かいます。秩父別 PA は上下線の駐車場が一体化している関係で、出口が 2 つあるので気をつけましょう(あと逆走にも)。
雨竜川を渡って沼田町に入りました。あいにく写真がブレてしまいましたが、ホタルが描かれているようですね。
深川留萌道は、一旦 JR 留萠本線沿いのルートから外れて西に向かいます。国道 275 号との交点に沼田 IC がありますが、ここでも追い越し車線が用意されています。
インターチェンジがあるということは流入車線があるということで、追い越し車線があれば、流入車があっても後続車が追い越し車線に逃げることができます。

続いて北竜町へ

深川留萌道は峠を越えて北竜町に入ります。このカントリーサイン、毎回話題にしているような気がするのですが……
「ひまわり」をモチーフにしたカントリーサインそのものは妥当なものです。ただ……
位置が妙に高いんですよね(どうしてこうなった)。

深川留萌道は北竜町の北側をかすめるように通過しています(沼田町の南側も同様かも)。鉄道は通っているけど国道 233 号が通っていなかった沼田町と、国道 233 号は通っているけど鉄道が通っていなかった北竜町の両方を均等に通過するのは大人の事情の存在も想起させますが、単純に高規格道路を通す上で最適なルートを選んだだけのようにも思えます。

もっとも、深川西 IC と北竜ひまわり IC の間を直結しても良かったわけで、なぜ東偏したのか……というのは若干謎ではあります。考えられるとしたら、幌加内に向かう国道 275 号の高規格化ですが、特に予定も無いでしょうし……。
ということで北竜町のほぼ北端にある「北竜ひまわり IC」にやってきました。北竜町が「ひまわり推し」なのはカントリーサインを見てもよく分かるのですが、それにしてもこのインターチェンジ名は……(汗)。あ、ここも追い越し車線が用意されていますね。

そして留萌市へ

北竜ひまわり IC を過ぎて間もなくのところで、留萌市に入りました。場所が場所なもので、このカントリーサインは見落としている方が少なくないのではと……。
留萌市には「留萌川」という川が流れているほか、支流の「チバベリ川」には「留萌ダム」が建設されています。深川留萌道は、留萌ダムの近くをいくつかの橋でショートカットしていて、まず「東ちばべり橋」という橋を渡ります。
続く「西ちばべり橋」で、今度は留萌川を渡ります。今から思えば、なんでひらがななんでしょう……?

この「チバベリ」という地名もアイヌ語由来だと思われるのですが、個人的には解釈が定まらない地名のひとつです(一応、公式見解らしきものはあるのですが、ちょっと疑わしいと思っています)。以前に私案を考えてみたのですが、他に類型が見つからず、こちらも疑わしいと思っています。

初めてのトンネル

「西ちばべり橋」を渡って、続いて「幌糠大橋」を渡ると、間もなく「留萌幌糠 IC」です。数年前まで、深川留萌道の終点だったところですが、山あいにあるからか、今回は追い越し車線は用意されていません。
その代わりに、幌糠トンネルを抜けた先に追い越し車線が用意されています。
この追い越し車線は 1 km 未満の短いものですが、低速車を追い越すには十分な長さです。

(暫定)終点・留萌大和田 IC

留萌幌糠 IC から、現時点での暫定的な終点である留萌大和田 IC までの間の特徴としては、トンネルの数が多いところでしょうか(深川 JCT. から留萌幌糠 IC までは、トンネルはありませんでした)。留萌大和田 IC の手前にも「大和田トンネル」があり、出口の案内がトンネル内に設置されています。
トンネルを抜けると制限速度が 50 km/h となり、「速度落せ」の表示が現れます。
留萌大和田 IC の先のトンネルも、すでに工事済みでしょうか。延伸後は、この IC は深川方面だけのハーフ IC になりそうですね。

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