2019年3月14日木曜日

夏の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(下船編)

小樽港到着予定時刻まで、あと 1 時間ほどとなりました。「あかしあ」は積丹半島沖を小樽に向かって順調に航行中です。

鍵回収イベント

20 時ちょうど頃に、入港前の最後のイベント「鍵回収イベント」が始まりました。「すずらん」や「すいせん」の個室の鍵はカードキーで、記念に持ち帰ることができますが、「あかしあ」「はまなす」はシリンダー錠なので、船員さんがすべての個室に鍵を回収しに来ます。不在の場合は船内に呼び出し放送が流れますのでご注意ください(笑)。
鍵回収イベントも無事終了したので、あとは車輌甲板の開放を待つばかりです。高島岬の沖を通り過ぎたので、小樽港までは本当にあと僅かとなりました。

小樽港入港

気がつけば、右手に小樽の夜景が見えていました。「あかしあ」は、舞鶴港では左舷が接岸していましたが、小樽港では右舷が接岸します。これからぐるーっと向きを変えることになりそうです。
この航跡図だとまっすぐフェリーターミナルに向かうように見えますが、実際には 180 度向きを変えてから接岸することになる、ということですね。
まだ右舷からフェリーターミナルの建物が見えています。あと 90 度ほど左に向きを変えることになります。

車輌甲板へ

20:38 に、車輌甲板が開放されたとのアナウンスが入りました。キャリーバッグ片手にエレベーターで 4 甲板に降りて、車輌甲板への出口で「e 乗船券お客様控」の 2 次元バーコードをスキャンしてもらって、ようやく下船の手続きが完了です。「e 乗船券お客様控」は下船時も提示が必要ですから、前もって準備しておきましょう。
車輌甲板には 20:45 に戻ってきました。6 甲板の客室から 4 甲板の出口まで移動して、更に 3 甲板まで移動するには 5 分から 10 分程度は見る必要がありそうです。
カーナビの自車位置がおかしなことになっていますが、そのうち GPS の電波を拾って補正される筈ですので、あまり気にせずに放っておくのが吉です。

北海道に上陸!

21 時を少し回ったところで、ようやく下船の順番が回ってきました。お盆前の繁忙期だからか、いつもよりちょっと待たされた感もあります。
さぁ、北海道に上陸です!
独特な形をした、小樽フェリーターミナルの建物が見えます。左に光って見えているのが歩行者用のボーディングブリッジです。
カーナビが無事 GPS の電波を拾って、現在位置を修正したようです。この先、目的地までは 124 km ほどあります(ちょっと諸事情あって若干遠出する羽目に)。
ちょうど信号待ちの間に、「あかしあ」と下船中の車列を写真に収めることができました。1 分ほど前に、同じようにスロープを降りてきたんですよねぇ。

高速でばひゅーんと

新日本海フェリーのターミナルである小樽港と苫小牧東港は、どちらも自動車専用道路の IC まで近いので助かります。この日も上陸してから僅か 4~5 分で小樽 IC にたどり着くことができました。
ここから 120 km ちょいを高速道路で一気に駆け抜ける……予定なんですが、果たしてどうなりますやら。
この後の顛末は、引き続き「夏の焼尻・天売・道北の旅 2015」でお楽しみください。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International


0 件のコメント:

コメントを投稿