2019年2月19日火曜日

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (35)「なぜか県道」

下関市豊田町の中心部に向かいます。国道 435 号は 300 m ほど先で左折とのこと。写真の色合いがちょっと変かもしれませんが、これでも全力で補正した結果だったりします。
ちなみに補正前の写真がこちらです。逆光恐るべし……
交叉点を左折して、美祢に向かいます。右側奥に見える二階建ての建物がかつての町役場のようで、今は「下関市 豊田総合支所」となっています。

なぜか県道

「木屋川」を渡って、再び左折します。長門・美祢方面は左折、下関市の中心部へは右折です。「下関市街」だけ手直ししてあるように見えるのは、おそらく元は単に「下関」だったのを「下関市街」にしたからなんでしょうね(ここも「下関市」になったので、目的地が「下関」というのはびみょうに変だということで)。
国道 435 号で美祢に向かっている……筈だったのですが、気がつけば何故か県道 34 号「下関長門線」に入っていました。あれれれ?
ここから県道 34 号で長門(長門市)まで約 31 km、美祢までは約 14 km とのこと。とりあえず美祢に向かっていることは間違いないようで一安心です。

とよたホタルロード

ちなみにこの県道、「とよたホタルロード」というニックネームがつけられているようです。どうやら木屋川を遡ったあたりにホタルの群生地があるとのこと。
青看板の裏側を有効活用する事例はちょくちょく見かけますが、どうやらこのまま直進すると「豊田湖」や「石柱渓」なるところに行けるとのこと。豊田湖は木屋川ダムによって堰き止められたダム湖ですが、木屋川のホタル群生地はダム湖の直下にも、また上流部にもあるとのこと。清冽な水を好むとされるホタルですが、ダム湖とも共存できるということなんですね。

あらこんなところに国道が

今度は県道 34 号で木屋川を渡ります。橋の幅もゆったりしていて、この道が比較的近年に整備されたことを物語っているようです。
そして、よく見たら国道 435 号がこんなところに。
実は、国道 435 号は一貫して木屋川の右岸(北側)を通っていました。どうやら 4 枚めの写真で木屋川を渡ってしまったのが、国道から外れた原因だったようです。

木屋川の左岸(南側)に国道よりもスペックの良い県道 34 号が開通したことから、このあたりでは敢えて県道に流れるようにした……と言ったところでしょうか。国道 435 号は「美祢豊田バイパス」を整備しているので、現道への投資はなるべく控えたいというのも本音かもしれません。

(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)

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