「上八道」というところではバイパス工事が行われていました。アヒルのデザインの単管バリケードが置かれています。そしてバス停が見えますが……
あ、このバス停は臨時のものだったのですね。ウェイトのある明朝体で「臨時バス停」と記されています。こうやって見ると明朝体というフォントもなかなか美しいものですね……(どうでもいいところに感心する)。
絶賛工事中
舗装工事はほぼ終わっているように見えますが、片側交互通行で反対側車線を走ります。肝心のバイパスは未開通(当時)のようで、どうやら現道に回ることになるようです。
急カーブ連続、急カーブ連続
現道もなぜか舗装が新しくなっていますが、それよりもこのカーブが! カントはついているもののなかなかの急カーブです。いずれバイパスを建設するつもりで抜本的な改良が見送られていたのか、それほど深くはないとは言え細かいカーブが続きます。前方に見えているのが建設中(当時)の国道 435 号バイパスですね。
急カーブと下り坂が続きます。これはこれで運転していて楽しいものですけどね。
ステルス型分水嶺
(仮設バス停のあった)上八道と、この先にある下関市豊田町の中心街では 60 m ほど標高が異なります(上八道のほうが高い)。バイパスはカーブを抑制した結果、60 m ほどの標高差を一気に処理することができず、随分と高いところを通ることになります。ちなみに、最初でご紹介したこの写真ですが……
どうやら前方に見えているのが、日本海側と太平洋側の分水嶺だったようです。とてもそうは見えなかったのですが、地形図で確認するとどうやらそういうことだったようで……。中国山地の分水嶺は、時折平地のようになっているところがありますが、ここもその一例だったようですね。
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