2019年1月17日木曜日

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (13)「いいところもある、悪いところもある」

北九州市小倉南区の「桜橋北」交叉点にやってきました。小倉駅に向かう「北九州モノレール」が右から合流します。
モノレールの駅(徳力嵐山口駅)は道路の真上にあります。階段を上り下りすることを考えるとあまり床を高くしてしまうのは得策ではないので、路面とモノレールの駅の間は大型トラックが通過できる程度の高さ(4 m くらい?)しかありません。ちょっと圧迫感があるような……。
駅を過ぎるとさすがはモノレールで、鉄道や道路の高架とは違って本当にレールしかありません。これだけ高いところを通ってくれると圧迫感が無くて良いことづくめです。
ただ、モノレールが高いところを通っていたのは徳力嵐山口駅の近くだけだったようで、程なく「普通の高さ」まで降りてきました。それでもまぁ、鉄道などと比べると圧迫感はかなり少ないですが。

徳力公団前駅

徳力公団前駅が見えてきました。ここも駅舎の高さはギリギリっぽい感じですね。

すぐに次の守恒駅

1 分も経たないうちに、次の守恒駅が見えてきました。えっ……と思ったのですが、徳力公団前駅と守恒駅の間は 0.9 km しか無いとのこと。ちなみにこれでも駅間の長さで「2 位タイ」だそうですから畏れ入ります(城野駅と北方駅の間の 1.0 km が「最長」とのこと)。
このあたりの国道 322 号はモノレールの脇を通っているだけなので、そんなに目ぼしい話題は無い……筈なんですが、意外なことにネタには事欠かない道路でもありました。モノレールの高架は道路や鉄道と比べると軽いため、橋脚も比較的スリムなものですが、補修工事を行う際には、おそらく落下物対策の関係で専有面積が大きくなってしまい、最終的には右折レーンにしわ寄せが来る、ということがわかりました。
何もなければ、こんなにスッキリした高架が続くんですけどね。空が曇り模様なのが残念なくらいで。

3 層構造+北方駅で 4 層構造

北方駅の手前で、北九州都市高速 1 号線が右から合流してきました。国道・モノレール・都市高速の 3 層構造とはめちゃくちゃ都会っぽいですね……!
めちゃくちゃ都会っぽいことに感銘を受けていたら、赤信号に引っかかってしまいました(汗)。

地平に降りた城野駅

モノレールの駅が道路の真上にある……というのがこれまでのパターンでしたが、ここに来て新しいパターンが見えてきました。なんと道路が地下に潜って、駅が地上に設置されています。
これは城野駅ですが、JR 日田彦山線の起点である JR 城野駅とは 500 m ほど離れています。

いいところもある、悪いところもある

モノレールの城野駅は地上に設けられているため、駅の改札までは完全バリアフリーっぽい感じでしょうか。なるほど考えましたね……と思ったのですが、
国道をトンネルで地下に潜らせた結果、大雨の際に冠水事故が発生してしまったようで。うーん、なかなかうまく行きませんねぇ。
モノレール城野駅の近くで国道が掘割の下に潜っているのは、JR 日豊本線との立体交差を考えてのことだったようです。もちろん道路を高架にすることもできたのでしょうが、それだとモノレールが更に高いところを通る羽目になってしまいます。景観面や駅への階段(エスカレーターもあるでしょうけど)の長さを考えると、こうするのがベストだったのでしょうね。
その結果、路面にも「冠水」の文字が。前方に見える橋は道路橋で、JR 日豊本線は奥の方に見えている橋で立体交差しています。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International


0 件のコメント:

コメントを投稿