2019年1月2日水曜日

冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (3)「彦山駅へ」

添田駅のすぐ北側にやってきました。現在の「日田彦山線」の前身である「田川線」が添田まで延伸した時は、現在の「西添田駅」が「添田駅」でした。現在の「添田駅」は小倉鉄道(一部区間は後の添田線)の駅として開業し、田川線が延伸して乗り入れる形となり現在に至ります。西添田と添田の間で S 字カーブを描いているのは、そんな歴史的経緯から来るものです。

外気温 1 ℃

県道 34 号方面からやってきた西鉄バス(西鉄バス筑豊でしょうか)が目の前で左折してゆきました。これから添田駅に向かうのでしょうか。
バスの行き先には「西鉄後藤寺」とあります。行き先表示が窓の下側にあるのは視線移動が少なくて済むので乗用車にとってはありがたいですよね。そう言えば後藤寺には西鉄バスのターミナルがあるんでしたっけ……(記憶あやふや)。
信号待ちの間に外気温チェックなど。1 ℃ まで下がっていました。さて氷点下になるかどうか……。フロントガラスも曇ってしまったので、外気を取り入れて全力で曇りを飛ばしているところです。

添田駅前に広場は無かった

先程の西鉄バスですが、駅から少し離れたところで U ターンしていました。どうやらここが起点なんでしょうか。地図で見たところ、駅から 150 m ほど離れているように見えますが、どうやらバスを展開するのに良さそうなところが他に無かったようで。
というわけで、一般的には駅前にあることが多いロータリーもご覧の通り、駅から 50 m ほど離れたところにあります。手前に見える広場がロータリーで、右奥のほうに日田彦山線のディーゼルカーが見えますね。
添田駅のホームには、ディーゼルカーが二編成停まっていました。添田駅で車輌を夜間滞泊する運用なんでしょうか。

「歓遊舎ひこさん」方面へ

添田駅前を通過して、更に南に向かいます。日田彦山線の踏切が見えてきましたが、まだ爆発しませんのでご安心を。
国鉄添田線の跡は添田駅までで、この道はもう線路跡ではありません。ということで普通に急カーブもあります。
右折して、県道 52 号に合流します。向こう側に見える山の上には NHK のデジタル放送中継局があるとのこと。
彦山川を渡って、更に南に向かいます。明るさを一切補正していないので暗い写真が続いて申し訳ないです。
少し先に、道の駅「歓遊舎ひこさん」があるようです。同名の駅ができたので全国的な知名度も上がったりしたでしょうか。

日田彦山線は一部区間で運休中です

道の駅「歓遊舎ひこさん」を過ぎてすぐのところで、いきなり前方に「進入禁止」の標識が。これ、左側の彦山川河川敷への進入を禁止するものだと思われますが、正直ちょっとビビりますね。天一どころの騒ぎでは無いです……。
日田彦山線の線路と並走したまま、南に向かいます。なお、日田彦山線の添田から夜明までの区間は、2017 年 7 月の大雨で線路が損傷して以後、運休が続いています。

JR 九州の Web ページで「日田彦山線復旧会議」の内容が公開されていますので、興味を持たれた方は是非ご覧になってください。JR 北海道の日高本線のような絶望的な状態ではなさそうにも思えますが、予断は禁物ですからね。

彦山駅へ

彦山駅へのルートを示す案内標識が見えてきました。どう見ても予告標識のはずなんですが、距離がどこにも書いていないという不思議な標識です(Google マップで調べた限りでは、交叉点の 600 m ほど手前に位置しています。
左折して、県道 431 号に入ります。彦山駅は県道 52 号よりも 10 m ほど高台にあるので、一気に坂を駆け上がります。坂を登りきったところが駅前広場です。
彦山駅に到着です。1942 年に建てられた駅舎は英彦山神宮を模したものとのことで、確かに優美で風格の感じられる佇まいですね。「彦山駅」の行灯も国鉄風で、建物の雰囲気ととても良くマッチしています。

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