2018年12月14日金曜日

阪九フェリー「いずみ」ロイヤルルーム乗船記(パイシューの引力編)

お腹が「減ったァ」ということで、6F にあるレストランにやってきました。これは階段横のサインですが、「b」ではありませんので念のため。
さぁ晩飯だ! と意気込んでみたものの、よーく見るとこんな案内が。
「いずみ」が泉大津港を出るのが(予定では)17:30 で、レストランの営業も出航予定時刻と同時の 17:30 からとのこと。
車輌甲板に車を停めたのが 16:45 頃で、部屋に入ったのが 16:51 頃でした。レストランにやってきたのはちょうど 17 時頃ということで……まだ営業開始前でした。orz

船内うろうろ、再開

こればかりは仕方がないので、もう少しだけ船内をウロウロすることにしましょう。
船内には、これまた長距離フェリーの標準設備となった感のあるキッズルームがありました。
もう少し年齢が上の層向けのゲームコーナーもあります。
また、「ダブル認証式ロッカー」なるものが用意されていました。大きなサイズの荷物を格納することはできませんが、財布などの貴重品を入れるのに良さそうです。
このロッカー、どこにも「コイン」の文字がありません。どうやら無料で利用できるようですね。素晴らしい!

吹き抜けも円形だった

船の中央部にある吹き抜け構造のロビーに戻ってきました。ソファーの前にはテレビもあるので、のんびりとレストランが開くのを待つことができそうです。
このロビーは巨大な吹き抜け構造になっているのですが、よーく見てみると吹き抜けの形も円形だったのですね。
そして、これは割と見落とされがちだと思うのですが、吹き抜けの頂上は六角形の天窓になっていました。夜間航行が多い航路だけに効果の程は不明ですが、いいアクセントになっていますね。下手にシャンデリアを吊るすより安上がり……だったりして(本当のところは不明)。

「案内所」兼「売店」にて

さて、5F ロビーの前方には「案内所」と「売店」があります。案内所と売店が中で繋がっていて、船員さんが行ったり来たり……という構造は割と一般的ですが、阪九フェリー「いずみ」では「案内所」と「売店」が完全に一体化した、ある意味開き直った構造になっています(まぁ、どうせ同じ人が対応するんだったら、わざわざ窓口を分けるのもあまり意味は無いでしょうし)。
そして、売店の向かい側には、折りたたみ式のテーブルの上に美味しそうなパンが並んでいました。
いかにも「ついさっき焼き上がりました」感のあるパンの数々です(そして何故か枝豆も)。見るからに美味しそうじゃあありませんかっ!?
そして、パンの隣にはサクサクのパイ生地のシューにこぼれんばかりのクリームが入った「パイシュー」なるものが! こっ、これはっ……!
あと 30 分も経てばレストランの営業が開始する……にも関わらず、「パイシュー」の尋常ではない引力には抗し得ず、気がつけば「パイシュー」片手に向かいの案内所兼売店に向っていたのでした。
ちなみに、案内所の前にはこんな立て札が。日の出・日の入りとは違って通過時間は固定されているので、メンテナンスの手間も無さそうですね。

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