その日の潮の干満によって勾配(傾き)も変わってくるのでしょうね。フェリーの船体にはでかでかと Hankyu Ferry の文字が。ただ社名は「阪九フェリー」なので、もちろん「阪急東宝グループ」とは関係ありません。
実は国内最大級だったり
せっかくのいい機会ですので、フェリー「いずみ」の船体を少し眺めておきましょう。車輌の乗船口は上部の一箇所のみ……でしょうか。前の方を見てみると……かなりずんぐりむっくりな形にも見えます。新日本海フェリーの「あかしあ」や「はまなす」と比べると、「いずみ」の全長は 195 m しか無い(「はまなす」よりも 19.5 m ほど短い)上に、全幅が 29.6 m もある(「はまなす」は 26.0 m)ので、ずんぐりした形に見えるのも当然なのかもしれません。
フェリーターミナルが比較的コンパクトだからか、それほど大きなフェリーには見えなかったのですが、実は「太平洋フェリー」の「いしかり」などと大差なかったりします。国内最大級のフェリーのひとつだったことになるのですが、
行き先表示は割と庶民的なデザインですね。泉大津からは新門司行きのフェリーしか出ていませんが、新門司からは複数の航路が出ているので、このようにして行き先をわかりやすくするのが重要なのでしょうね。
南海泉大津駅までは無料です
では、ぼちぼち航送車輌待機場に停めてある車に戻ることにしましょう。……おや、こんなところにバス停が。このバス停、しっかりと「阪九フェリー」のロゴが使われているところが好感度高いですね。
バス停には「フェリー接続シャトルバス」の案内が記されていました。「南海泉大津駅経由 JR 和泉府中駅行き」と「なんば OCAT 行き」の二本が出ているようで、とても面白いことに南海泉大津駅までは無料、そこから先は有料なのだとか。大人の事情があるのかな、と思わせます。
ちなみに「OCAT」は Osaka City Air Terminal の略で、そもそもは関西空港・大阪空港に向かうエアポートリムジン(バス)のターミナルです。空港を利用する客の利便を図るために OCAT に乗り入れる高速バスも多く、また JR 難波駅にも近く鉄道各社との乗り換えも便利ということで、泉大津フェリーターミナルからも直通のバスが出ているんですね。
怪奇現象!?
ということで、15 分ぶりに航送車輌待機場に戻ってきたのですが、あれぇっ!? いつの間にか前にこんな空きスペースが……。ちゃんと車間を詰めて停めたのに、その後で前の方の車が移動してしまったみたいです。
ほら、ちゃんと車間を詰めておいたのに……。
www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International
0 件のコメント:
コメントを投稿