2018年11月30日金曜日

春の東北小旅行 2015 (終)「三日間で 2,424 km ほど」

びみょうに渋滞しているとの情報のあった新東名を回避して、「旧東名」こと東名高速道路で静岡に向かいます。「旧東名」にあっても「新東名」に無いものの中でも、由比のオーシャンビューは別格でしょうか。
この先、いわゆる「音羽蒲郡渋滞」が発生していたことは既に承知していたのですが、渋滞区間の通過にかかる時間(の目安)が表示されていました。これまた良くできたことに、渋滞を抜けるのに東名だと 110 分、そして新東名では 70 分とあります。

急がば回れ

というわけで、またしても奇策に出てみました。清水 JCT. から連絡路を経由して新東名に向かいます。……実は、新東名ではこの連絡路区間だけ未走破だったんですよね。
東名・新東名連絡路で新東名の新清水 JCT. に向かいます。いわゆる「音羽蒲郡渋滞」は、新東名経由では 18 km とのこと。確かに東名経由よりも少しだけ短いようですね。そして御殿場 IC で上り線が渋滞していたのですが、あれは事故渋滞だったんですね。
新清水 JCT. で新東名に入ります。西行きも東行きも 2 車線あるのがさすが新東名!という感じですね。

この日四度目の休憩

新東名に入ってからは……ええ、普通に新東名でした(汗)。途中、17 時過ぎに藤枝 PA に立ち寄りました。めちゃくちゃ察しの良い方はお気づきかもしれませんが、1 時間ほど停車してこの日の記事(きょうの出来事)を書いておりました。
少しずつあたりが暗くなる中、ひたすら新東名を西に向かいます。

音羽蒲郡渋滞

2015 年 5 月時点では新東名の「浜松いなさ JCT.」と「豊田 JCT.」の間は未開通でした。そのため、「音羽蒲郡渋滞」はどうしても避けることができませんでした。この日は何度も渋滞回避のために奇策を打ちましたが、こればかりはどうしようも無く……。
清水の手前で見かけた情報では、新東名経由だと渋滞区間の通過に「70 分」という見通しでしたが、実績では「約 80 分」と言ったところでした。まぁ、ほぼ正確とも言えるわけで……大したものですね。

無事帰宅!

その後は大きな渋滞も無く、東名阪と名阪国道を走って……
2015 年 3 月 22 日に供用が開始されたばかりの「郡山下ツ道 JCT.」を通って……
「仙台国際ホテル」を出発してから 14 時間と 23 分ほど(藤枝 PA での 1 時間休憩含む)で 952 km(!)を走り切り、無事帰宅しました。
3 日間の走行距離はなんと 2,424 km(一日平均 808 km!)、平均燃費は 12.34 km/l、平均速度は 71 km/h という、いろいろと記録づくめの結果となったのでした。

ご愛読ありがとうございました

ということで、「春の東北小旅行 2015」は、この記事が最終回となります。わずか 3 日間の小旅行の話題で 8 ヶ月近く引っ張ってしまい、申し訳ありませんでしたっ(汗)。

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2018年11月29日木曜日

春の東北小旅行 2015 (127)「幻の 8 km 渋滞」

「都夫良野トンネル」を右ルートで抜けて、走ること数分で静岡県に入りました。青地に白という高速道路らしからぬカラーリングはなかなかインパクトがありますし、下のほうに小さく「小山町」とあるのもいいですね。
大井松田と御殿場の間の 2 ルート区間ももうすぐ終了です。前方に見える巨大な斜張橋は東名の上り線ですが、高速道らしからぬダイナミックな景色ですよね。

幻の 8 km 渋滞

確か、御殿場 IC を先頭に 8 km ほど渋滞(アウトレット渋滞?)していると聞いていたのですが……上り線はノロノロ運転のようですが、下り線は特に渋滞していないように見えます。既に 16 時を回っていたので、下り線の渋滞は解消したのかもしれませんね。
御殿場 IC の手前には広域情報が出ていました。長泉沼津-新富士……ということは新東名のほうですね。三ヶ日-音羽蒲郡の渋滞は、まぁ恒例のものですから仕方が無いですね。

渋滞を避けるべく右往左往

東名を中心軸に据えた案内板が出ていました。最近はこの手の GUI が充実してきたのがありがたいですね。豊田 JCT. へは東名経由でも新東名経由でも「3 時間以上」と出ています。注目すべきは「清水 JCT.」と「新清水 JCT.」への所要時間で、2 km の渋滞があるとされる新東名のほうが 5 分余分にかかる、とありますね。
「新東名」の広域情報も出ていました。長泉沼津-新富士の 2 km 渋滞に加えて、新富士-新清水も 2 km ほど渋滞しているとのこと。なるほど、5 分の遅れはこのあたりから来ていると考えられそうです。
ということで、今度は新東名を回避して、東名で静岡に向かうことにしました。Day 3 では渋滞回避の奇策を何度か打ってきましたが、珍しくそこそこうまく行ってるんですよね。さて今度はどうなりますやら。

モノトーンのカントリーサイン

新東名を回避して、昔ながらの東名高速道路で静岡に向かいます。裾野市のカントリーサインが見えますね。
富士市のカントリーサインもありました。このあたりのカントリーサインは、イラスト部分が 2 色モノトーン(市町村によって色は異なる)で、フォントが公団ゴシックなのが特徴的ですね。
続いて静岡市のカントリーサインですが、これは登呂遺跡をデザインしたものですね。色合いも渋くていい感じです。色は(緑以外の)2 色のみで、線の太さも一定という、公団ゴシックとの親和性が抜群なデザインなのも嬉しいですね。

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2018年11月28日水曜日

春の東北小旅行 2015 (126)「三度目の給油」

神奈川県川崎市宮前区に存在する「東京料金所」を通過して、西に向かいます。東名下りの渋滞の名所「大和トンネル」も難なくクリアし、海老名 SA までやってきました。
海老名 SA に立ち寄った理由がこちらです。
はい、ガソリンの残りが底をつく……とまでは行かないものの、残り 1/4 になっていました。計算上あと 200~250 km ほど走れることになりますが、自宅まであと 400 km 以上走らないといけないので、どこかで給油する必要が出てきます。
前日に気仙沼市は唐桑町のすばら!なガソリンスタンド(コスモ石油 唐桑只越SS)で満タンにしてもらって以来、気がつけば 658.5 km も走っていたことになるんですね。ちなみに 2 日半で走行距離は既に 1,986 km に達していました。
海老名 SA のガソリンスタンドから見える位置にあった緑看板、確かに「海老名出口」の場所を正しく理解している人はそれほど多くないような気もするので、重要な図のような気がしてきました。

毎度お馴染み、右か、左か

海老名 SA からは再び東名を西に向かいます。大井松田 IC から御殿場 IC の間は「左ルート」と「右ルート」に分かれるので、その最終案内が出ていますね。
どちらを選んだかと言えば、もちろん丸b……じゃなくて右ルートです。いやまぁ、追い越し車線を走っていたら右ルートを選ぶしか無いわけで。
東名下り線の「右ルート」は、かつての上り線を改造したものです。この写真だと位置関係がわかりやすいかもしれません(右に見えているのが新しい上り線)。

都夫良野トンネル

かつては渋滞の名所だった「都夫良野トンネル」が見えてきました。ルート増の効果は覿面だったか、ご覧のようにとても良く流れています。
かつての上り線トンネル出口から「都夫良野トンネル」に入ります。

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2018年11月27日火曜日

春の東北小旅行 2015 (125)「神奈川県にある『東京料金所』」

その長さ 18 km 以上という、道路トンネルとしては日本一長い「山手トンネル」を走破して大井 JCT. から湾岸線で横浜へ……というルートを考えていたのですが、湾岸線・東海 JCT. のあたりから「海ほたる渋滞」との情報を見かけてあっさり方針を転換、回って回って大橋 JCT. にやってきました。

山手の長いトンネルを途中で抜けると

山手の長いトンネルを途中で抜けると、そこは……
渋滞してました(ぁぅ)。あぁ、一体何のために 3 号渋谷線に「転進」したのやら……。
まぁ、3 号渋谷線っていつも渋滞しているイメージがありますし、余程の夜中とかで無い限りは避けるようにしていたのでした。しかも西行きは三茶のあたりまで上り勾配だそうですから、そりゃあ渋滞する筈ですよね。
ただ、三茶を過ぎると見事に渋滞は消え去りました。駒沢大学のオービスの前ではなんとご覧の通りのまさかの空きっぷり。そういや左に見える CTC のラーニングセンターに一時期通ったことがあったのでした(懐かしい)。

大橋 JCT. から用賀まで約 8 分

用賀の本線料金所を右目に見ながら、スイスイと西に向かいます。
用賀の出口にやってきました。首都高速 3 号渋谷線はここが終点で、この先は東名高速道路となります。大橋 JCT. で 3 号渋谷線に合流してから用賀出入口までの所要時間は約 8 分でした(上出来!)。

いつの間にか東名高速道路

首都高から東名に入ると同時に、見るからに車線の幅が広くなり、全体的にゆったりした感じになりました。但し制限速度は 60 km/h のままです。
この先、御殿場 IC のあたりで若干の渋滞があるとのこと。そう言えば東名の「東京本線料金所」を通過した記憶が無いのですが……
いつ本線料金所を通過するのだろう……と思っているうちに、「外環道接続地点」という看板が立っているのが見えてきました。外環(がいかん)と言えば現在は大泉 JCT. が終点ですが、いつかはこのあたりまで延伸される予定なのですね。

東京都に無くても「東京料金所」

「東京本線料金所」にたどり着く気配の無いまま、とうとう多摩川を渡って神奈川県に入ってしまいました。
神奈川県は川崎市、東名川崎 IC のすぐ手前に「東京本線料金所」がありました。今まであまり気にしたことがなかったんですが、「東京料金所」って神奈川県にあったんですね……(汗)。
大橋 JCT. から用賀出入口までが 6.7 km で、東京 IC(用賀)から東京料金所までも 6.7 km とのこと。どちらも 10 分以内で走ることができる距離だったんですね(渋滞さえ無ければ)。

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2018年11月26日月曜日

春の東北小旅行 2015 (124)「大橋 JCT. 高低差約 71 m」

首都高速中央環状線(C2)の大橋 JCT. と大井 JCT. の間が 2015 年 3 月に開通したということで、一度走ってみようと山手トンネルを南下していたのですが……
えーと、木更津 JCT. から東海 JCT. の間が 20 km ほど渋滞しているとのこと。東海 JCT. と言えば大井 JCT. のすぐ先にあるジャンクションで、この先避けては通れない場所です(実は支線で昭和島 JCT. に抜けられたんですが、そこまで路線網をマスターしておらず……)。

「木更津 JCT.-東海 JCT.」は東京湾アクアライン(と湾岸線)のことですが、この区間は 34.6 km ほどあるので、「20 km 渋滞」ということは「海ほたる」が先頭なんでしょうか。

大橋ジャンクション

首都高 3 号渋谷線とのジャンクションで、2015 年 3 月までは C2 の終点だった大橋 JCT. が近づいてきました。ここも右側に流出車線があります。
大井 JCT. に向かうはずが、なぜか気がつけば渋谷線に向っていました(汗)。ええ、東海 JCT. の渋滞に巻き込まれるくらいなら……ということで、つい日和ってしまったのです。
大橋 JCT. と言えば、建設中に「タモリ倶楽部」で取り上げられるほどの特殊な構造の JCT. として有名です。特殊な構造になることを強いられたのは、3 号渋谷線(高架)と C2 中央環状線(地下)の間の高度差と、都会ならではの利用できる土地の少なさにありました。C2 から 3 号渋谷線に移動するには、約 71 m を駆け上がる必要があるのです。

4 層ループに突入!

土地利用を極小化しつつ高度を稼ぐために、大橋 JCT. は 4 層のループ構造となっています。ただこれは同じところを 4 周するわけではなく、実際に走行するのは 2 周(方向によっては 1 周)のみです(参考:大橋 JCT 拡大図)。
4 層ループに入る前に、まずは大井 JCT. からやってきた車と合流です。
大橋 JCT. は限られたスペースに建設された割には全方向への移動が可能という凄い設計になっています。もちろん 3 号渋谷線でも用賀に向かうこともできますし、逆に六本木方面に向かうこともできてしまいます。用賀方面が「東名」なのは理解できるとして、反対方向の「都環」という謎な略語が出てくるあたりが流石ですねぇ。

ここでもやはりキープレフト

右側車線を走っていると「都環」に入ってしまうので、速やかに左車線に移動します。2 周のループを走るのに約 1~2 分と言ったところだと思いますが、気分が悪くなる人も出そうですね……。
右側車線から派生する形で赤色舗装の車線が出てきました。どうやらこの赤色舗装の車線が「都環」に向かう車線のようです。つまり右側車線を走っていても東名(用賀)に向かうことができたということですね。実際の交通量を考えると妥当な設計でしょうか。
ということでしれっと右側車線に戻ります。前方が明るくなってきました。ついにループの出口のようですね!

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