えーと、木更津 JCT. から東海 JCT. の間が 20 km ほど渋滞しているとのこと。東海 JCT. と言えば大井 JCT. のすぐ先にあるジャンクションで、この先避けては通れない場所です(実は支線で昭和島 JCT. に抜けられたんですが、そこまで路線網をマスターしておらず……)。
「木更津 JCT.-東海 JCT.」は東京湾アクアライン(と湾岸線)のことですが、この区間は 34.6 km ほどあるので、「20 km 渋滞」ということは「海ほたる」が先頭なんでしょうか。
大橋ジャンクション
首都高 3 号渋谷線とのジャンクションで、2015 年 3 月までは C2 の終点だった大橋 JCT. が近づいてきました。ここも右側に流出車線があります。大井 JCT. に向かうはずが、なぜか気がつけば渋谷線に向っていました(汗)。ええ、東海 JCT. の渋滞に巻き込まれるくらいなら……ということで、つい日和ってしまったのです。
大橋 JCT. と言えば、建設中に「タモリ倶楽部」で取り上げられるほどの特殊な構造の JCT. として有名です。特殊な構造になることを強いられたのは、3 号渋谷線(高架)と C2 中央環状線(地下)の間の高度差と、都会ならではの利用できる土地の少なさにありました。C2 から 3 号渋谷線に移動するには、約 71 m を駆け上がる必要があるのです。
4 層ループに突入!
土地利用を極小化しつつ高度を稼ぐために、大橋 JCT. は 4 層のループ構造となっています。ただこれは同じところを 4 周するわけではなく、実際に走行するのは 2 周(方向によっては 1 周)のみです(参考:大橋 JCT 拡大図)。4 層ループに入る前に、まずは大井 JCT. からやってきた車と合流です。
大橋 JCT. は限られたスペースに建設された割には全方向への移動が可能という凄い設計になっています。もちろん 3 号渋谷線でも用賀に向かうこともできますし、逆に六本木方面に向かうこともできてしまいます。用賀方面が「東名」なのは理解できるとして、反対方向の「都環」という謎な略語が出てくるあたりが流石ですねぇ。
ここでもやはりキープレフト
右側車線を走っていると「都環」に入ってしまうので、速やかに左車線に移動します。2 周のループを走るのに約 1~2 分と言ったところだと思いますが、気分が悪くなる人も出そうですね……。右側車線から派生する形で赤色舗装の車線が出てきました。どうやらこの赤色舗装の車線が「都環」に向かう車線のようです。つまり右側車線を走っていても東名(用賀)に向かうことができたということですね。実際の交通量を考えると妥当な設計でしょうか。
ということでしれっと右側車線に戻ります。前方が明るくなってきました。ついにループの出口のようですね!
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