2018年10月31日水曜日

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春の東北小旅行 2015 (107)「『あぶくま高原道路』激推し中」

 

「いわき」ブランドの中では唯一常磐道に存在しない「いわき三和 IC」を通り過ぎ、磐越道を北北西に進みます。パーキングエリアの案内が見えてきましたが、なんと「差塩」で「さいそ」と読むとのこと(いわき市三和町差塩)。
差塩 PA はやや高台にあります。どことなく名神高速の秦荘 PA(古い)のあたりに似た雰囲気がありますね。
ちょくちょくトンネルがあるからでしょうか、ラジオ放送の周波数が案内されていました。「ラジオ福島」が地元局なんですね。

小野町(おのまち)

差塩 PA から更に北北西に向かって進み、小野町に入りました。むむ、このカントリーサインの絵柄は……
小野町(おのまち)には小野小町生誕伝説があるそうです。あと百年もすれば「尾野真千子」も小野町生まれのゆるキャラの名前になっているに違いありません(たぶん無い)。
このあたりの磐越道は、山間部を通る割にはカーブはそれほど急ではなく走りやすい道です。ただ、その代わりにアップダウンが若干厳しく感じられるような気もします。ある程度の勾配を許容したという話であれば、九州新幹線に通じるものがありそうですね。

「あぶくま高原道路」激推し中

磐越自動車道、いわき三和 IC に続く二つ目の IC が「小野 IC」ですが、これだけ「おまけ」が満載な出口案内というのも珍しいような……(汗)。
ポイントは「あぶくま高原道路」でして、これは全国的に見ても珍しいと思うのですが、県道の「高速道路」です。いや、自分でも何を言っているのか良くわからないのですが(ぉぃ)、県道にも関わらず「高速道路ナンバリング」の対象になっています。でも「県道」だからか ETC は利用できないのだとか。

「あぶくま高原道路」は、磐越道の小野 IC と東北道の矢吹 IC の間を結んでいます。小野 IC から栃木方面に向かおうとした場合、磐越道で北西の郡山 JCT に向かうよりも、あぶくま高原道路で西南西にある矢吹 IC に向かうほうが距離が(たぶん所要時間も)短くなるのですね。福島県の思惑はさておき、栃木方面に向かうには「あぶくま高原道路」がいいよ!ということだと思われるのですが、
すぐ先にある広域情報掲示板にはこんな謎な情報が。「交通集中により渋滞」ならわかるのですが、「交通集中 50Km 規制」とは一体……? ちなみに郡山 JCT から郡山 IC までは東北道の区間で、距離はわずかに 3.8 km ほどです。

「交通が集中してるよ」という情報に「だから東北道で南に向かいたいなら「あぶくま高原道路」が超オススメだよ!」という言外の情報が感じられるのは良くない癖……でしょうか(笑)。
小野 IC の出口が近づいてきました。ここで「あぶくま高原道路」の誘惑に乗ってしまうのか、それとも「交通集中 50Km 規制」の渦中に飛び込んでしまうのか、緊迫の続編は……また来月に!(明日だよね)。

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