杜の都の食べ歩き・街歩き
デスクの上にはホテルのサービス案内のみならず、ホテル内製の雑誌(飛行機の機内誌のようなもの)と「総支配人がご案内する杜の都の食べ歩き・街歩き」という冊子が置かれていました。こういう「地元密着型のコンテンツ」を持っているというのは良いことですよね。この「総支配人がご案内する杜の都の食べ歩き・街歩き」は 1 冊 1,000 円で頒布中とのことで、これもせっかくの機会ということで購入させてもらいました。ちなみにこのガイドブックによる収益は全額復興支援のために宮城県に寄付されたとのこと。ガイドブックを購入するとそれが義捐金になるというのは、単なる寄付よりも悩みどころが少ないのでこちらとしても助かります。
電気スタンドのスイッチの話
さて、多くのホテルにおける宿泊客の共通的な悩みとして、電気スタンドのスイッチの場所がわからない、というものがあります(汗)。仙台国際ホテルの寝室にも、窓際にこのような電気スタンドが立っていました。で、スイッチはどこかなーと思っていたのですが、
足元をよーく見ると、なんとこんなところにフットスイッチが。これだと足腰の弱った人でも足でちょちょいと押せるので助かりますよね。
部屋の電気スイッチの話
スイッチ系の話題をもう一つだけ。このホテルの部屋の鍵はカードキーではなくシリンダー錠なのですが、キーについたキータッグを差込口に差し込むことで部屋に通電される仕様でした。プラスチック製のカードを差し込むタイプのものだと、近所のスーパーのポイントカードでも通電してくれたりするのですが、このタイプのスイッチだとどうでしょうね……(そもそも差し込めるのかどうか)。
朝食バイキングの話
ということで……朝になりました! あいにくの曇り空ですが、11F の客室からの眺めはなかなかのものですね。他のビルよりも少し背が高いことがわかります。朝食は 1F の「コーヒーハウス」でのバイキング形式です。嬉しいことに、仮に寝坊して朝食を逃した場合でも、館内のレストランで食事券として使えるとのこと。
1F の朝食会場に向かいます。部屋の入口には「河北新報」が届けられていました。最近は朝刊が各室に提供されるホテルも少なくなりましたよね……(まぁ、新聞を読むかと言われると、確かに若干微妙なんですけど)。
朝食はバイキング形式です。いつもよりもピックアップした品数が多いということは、それだけ美味しそうなのだ、と受け取っていただければと思います。
個人的には「バイキング」と「洋定食」の間には越えられない壁があると思っているのですが、(バイキングとしては)結構ハイレベルだったように思えます。
Rating
Wikipedia には「仙台のバブル景気期を代表する高級ホテルである」なんて書かれてしまっていますが、なるほど確かに……と思わせる部分もあったかもしれません。「重厚長大豪華絢爛」かと言われるとそこまででも無いですが、昨今の「コスパ命!」のホテルと比べると、やはり「格の違い」はあるのかもしれません。高級ホテルならではの「しっとりした感じ」があり、「古き良きホテル」の伝統をしっかりと守っている、と言ったところでしょうか。星の数は「★★★★・」(四つ星)でいかがでしょうか。
それでは引き続き、春の東北小旅行 2015 をお楽しみください。
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