2018年9月27日木曜日

春の東北小旅行 2015 (87)「小金沢駅に歌手はいなかった」

気仙沼市の国道 45 号に戻ってきました。三陸道(本吉気仙沼道路)の気仙沼中央 IC から大谷海岸 IC までが開通したのは今年(2018 年)の 3 月 25 日のことですから、2015 年時点は国道 45 号がメインルートだったことになりますね。ご覧の通り、交通量もなかなかのものでした。

波路上? 階上?

気仙沼市階上というところにやってきました。いや、本当にそれだけなんですが、青森には「階上町」(はしかみ──)という町があったじゃないですか。気仙沼には「波路上」で「はじかみ」と読ませるところがあるのですが、「階上」もあったんですね。
地理院地図を眺めた限りでは、大字?は「波路上」のようですが、最寄りの JR 気仙沼線の駅名は「陸前階上」のようですね。

気仙沼市本吉町

陸前階上駅の近くを通過して更に南に進むと、ほどなく本吉町に入ります(本吉町は 2009 年に気仙沼市に編入されています)。このあたりは国道 45 号と JR 気仙沼線が並走していた区間で、線路を BRT 専用道路に作り変える工事が行われていました。
道路脇でこんな建物を見かけました。エアコンの室外機がついているので仮設住宅のように見えますが、仮設住宅だとすると随分と小ぶりに思えます。もしかしたら、復興作業に従事する単身者用の仮設住宅とかなんでしょうか?
前述の通り、このあたりでは三陸道(本吉気仙沼道路)の工事が行われていました(おそらく現在も継続中)。この「復興道路」の看板は、人によっていろいろな感じ方があるかと思いますが、個人的には割とお気に入りです。わかりやすいデザインですし、色合いも鮮やかですし。

南三陸まで 28 km

さてさて。久々に「青看板で残り距離を確認してため息をつこう」コーナーですが、いやいや随分と仙台に近づいてきましたね! 南三陸までついに残り 30 km を切りました。実は、南三陸(志津川)にはほんの少しだけ土地勘があるのです。

小金沢駅に歌手はいなかった

またしても BRT とすれ違いました。この赤と黒のカラーリングは JR 東日本らしからぬカラーリングですが、すんごく力強いカラーリングですよね。
BRT の駅は、松岩駅のように屋根や駅舎が用意されている……と思ったのですが、このようにほぼ単なるバス停のような駅もあるのですね。これは本吉町小金沢にある「小金沢駅」ですが、ミヤコーバスの「赤牛海岸」バス停と同じ場所にあります。本吉町赤牛…… Red Bull じゃあないですか。

また来てね!!

道路脇に「気仙沼さくらボウル」の看板が出ていました。いかにも歴史のありそうな佇まいがいいですね(建物はほぼ新築っぽく見えますが)。「また来てね!!」の好感度も高いです。老舗のボウリング場って存在そのものが物語みたいなところがあって、なんか好きなんですよねぇ。
さくらボウル、今度気仙沼に行くことがあったら一度寄ってみようかな……(昔は 1 ゲームで 266 というスコアを出したこともあったりして)。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International


0 件のコメント:

コメントを投稿