2018年9月26日水曜日

春の東北小旅行 2015 (86)「BRT 松岩駅」

県道 26 号「気仙沼唐桑線」を南に向かいます。前方に JR 気仙沼線の立体交差が見えてきました。JR 気仙沼線の柳津から気仙沼の間(と JR 大船渡線の気仙沼から盛の間)は、沿線の被害が甚大で、都市計画レベルで再検討が必要な街が多いことから、鉄道ではなく BRT での仮復旧という苦渋の決断を強いられたのでした。
多くの線路跡は「BRT 専用道路」として再整備されましたが、BRT は、不動の沢駅から松岩駅の間は遠回りになる線路跡を通らず、距離が短くより需要の見込めそうな県道 26 号を経由しています。そのため、この立体交差のあたりは放置状態のようです。

自家用車からトラクターまで

このあたりはカーディーラーが立ち並ぶほか、銀行や飲食店、小売店など、様々な店舗が軒を連ねています。気仙沼(南気仙沼)で最も栄えているエリアかもしれません。対向車線をやってきたバスは BRT ではない、在来型の路線バスでしょうか。
「大川」という川を渡ると、ホーマックやイオンなど、郊外型の店舗が増えてきます。
更に南に進むと、今度はヤンマーの代理店が見えてきました。ここから先は田畑などの農地も多くなるようです。

BRT 松岩駅

前方右手に林?が見えますが、このあたりをやがては三陸道の高架が通ることになります。
ファミマの前でバスを先頭にちょっとした列ができていました。あの赤いバスが BRT です(良く目立つカラーリングですね)。
赤いのは BRT の車輌だけではなくて、「駅舎」も赤がアクセントとして使われています。手前にキャッシュコーナーのような建物が見えますが、これが BRT の「松岩駅」です。
県道 26 号は、松岩駅のあたりで緩やかに向きを変えて、国道 45 号に近寄ってゆきます(もともとは、現在の県道 26 号が国道だったように見受けられます)。
それでは、T 字路を左折して、国道 45 号に戻りましょう。

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