どうやら旧・安代町のカントリーサインらしいのですが、何の説明も無い上に難易度の高そうなデザインで、しかも背景がピンクと来ました。これは町の花「りんどう」をデザインしたものだそうですね。
東北道から八戸道が分岐する「安代 JCT.」
安代町(あしろ──)といえば「安比高原スキー場」(あっぴこうげん──)のあるところとしても知られていますが、道路に詳しい方なら「安代 JCT. のあるところ」という認識でしょうか。八戸道が分岐する「安代 JCT.」が 1 km 先に迫ってきました。前方の右と左に「車線案内」が出てきました。ほぼ同じタイミングで、左右に違うデザインの案内を出すあたり、ただならぬものを感じます。
右側の中央分離帯上には、「この先」と書かれたこんな案内板が。
そして、左側には黄色地の看板が。左から「青森」「八戸」「八戸」と書かれています。
「東北自動車道」は「川口 JCT」から「青森 IC」まで(今は違うかも)の路線で、盛岡から弘前を経由して青森に向かいます。八戸は経由しないので、後に安代 JCT. から八戸まで「八戸自動車道」が建設されています。
ところが、安代 JCT. を直進すると「支線」であり「後から建設された」八戸自動車道に入ってしまう構造になっています。左右の案内板はそのことを必死に警告していたのですね。
東北道、いつの間にやら八戸道
安代 JCT. の 500 m 手前の時点で、一番左側に「東北道」に向かう車線ができていました。中央または右の車線を走ると、そのまま「八戸道」に突っ込んでしまいます。もっとも今回は八戸に向かうのが正解?なので、中央の車線をそのまままっすぐ走ります。
この構造は一見さんトラップだよなぁ……と思わないでも無いのですが、東北道のルートを選定した時点で八戸行きの支線を建設することが決まっていて、想定される需要(車の流れ)などから八戸行きを事実上の本線扱いにした、ということでしょうか。
似たような構造は、北陸道から関越道が分岐する「長岡 JCT.」にも見られますね。あれは車の流れを考えると妥当なデザインなんだろうなぁ、と思わせます。
あるいは、需要ではなく純粋に安代 JCT. の立地を考えた際に、現在の形にするのが最も望ましいという判断になったのかもしれませんね。
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