2018年7月27日金曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

春の東北小旅行 2015 (50)「『岩根橋』こと達曽部川橋梁」

 

宮沢賢治は「宮守川橋梁」からインスピレーションを得て「銀河鉄道の夜」を創作した、という話があるそうですが、実は賢治にインスピレーションを与えたのは宮守川橋梁ではなく、この「岩根橋」こと「達曽部川橋梁」ではないかという説があるそうです(昨日も書いてたよね)。ということで、その「岩根橋」にやってきました。
どう見ても道路橋ですが、よく見ると右の方にしれっとコンクリート製のアーチ橋が映り込んでいます。道路橋(岩根橋)と鉄道橋(達曽部川橋梁)の位置関係はこんな感じです。
一応、鉄道橋メインの写真もご覧に入れます。
達曽部川の東側からの写真もあれば良かったのですが、あいにく道路橋(岩根橋)には歩道が無かったため断念しました。いつか道路橋が改修されるときに歩道がつくといいですね。

八幡太郎義家!

橋の西側の駐車場には案内板が出ていましたが、橋のすぐ近くには教育委員会が設置した地名案内板がありました。
現在は「一羽根」(ひとはね)という地名がある(地理院地図では確認できず)そうですが、古くは「一跳」あるいは「一ト刎」と書かれていたそうです。なんでもこのあたりは「前九年の役」の頃の古戦場跡だそうで、八幡太郎義家の故事に由来するとの伝承があるとのこと。
ちなみに、この地名案内板には「遠野市教育委員会」とありますが……うーん、同じ丸ゴシックですがウェイトがちょっと違ったようですね。惜しい!

大好評販売中でした

ちなみに、看板の後ろ(道路の向こう側)にはダムの放流に注意する看板が出ていますが、
その横ではなぜかビデオや本、DVD が大好評販売中でした。
ビデオや本や DVD が大好評販売中の自動販売機も気になったのですが、なんとなーく近づいてはいけないような感じがしたので(何故だ)泣く泣くスルーしました。そろそろ車に戻ることにしましょう。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事