トランペット型 IC
そして、ふと足元を見てみると……なぜかそこには「加賀 IC」が。平面 Y 型 IC
なんじゃこりゃ……と思って右の方を見てみると、「尼御前 SA」があり、その先には信号機があることでも知られる「片山津 IC」がありました。幻の白山 IC
「徳光 PA」と「金沢西 IC」の間には「白山 IC」がある筈なのですが、タイルには描かれていません。白山 IC が設置されたのが 2012 年と比較的新しいことが理由でしょうか。対向ループ型 JCT 亜種
「小矢部砺波 JCT」は、対向ループ型 JCT の亜種と言えそうなユニークな形状ですが、かなりリアルに描かれています。平面 Y 型・SA 併設 IC
そして、ようやく我らが「名立谷浜 SA」の登場です。併設の名立谷浜 IC は、SA 利用後に流出することは可能ですが、IC から流入した車が SA を利用することはできません(本線 → SA → 出口はアリですが、入口 → SA → 本線はダメ)。上り線のランプウェイには(片山津 IC と同様に)信号が設置されています。準直結 Y 型 JCT
北陸自動車道は新潟まで伸びていますが、長岡 JCT は関越自動車道が本線のような形をしています。似たような構造の JCT としては東北道・八戸道の安代 JCT がありますね。T ボーン型 IC
苦労の跡が見え隠れしていたのが、「金沢東 IC」と「不動寺 PA」の間に設置された「金沢森本 IC」です。明らかに後付感があるのですが、上下にずれがあったのか、タイルの下部をカットして、代わりに上部に従来のタイルを継ぎ足しているように見えます。上下線捻転型 PA(?)
この SA・PA と IC を模したタイルは、各 IC の構造の特徴を忠実に模していて面白いのですが、最高傑作がこちらでしょうか。「杉津 PA」のあたりは、勾配を適切に保つために上下線が全く違うルートを取っています。最近だと東名の都夫良野トンネルあたりも似たような感じになっていますが、北陸道の場合は計画当初から上下線を別ルートで設計していたようです。結果的に上下線の位置関係がねじれてしまったため、他の PA とは逆の方向に PA が描かれています。
もっとも、厳密には上下線のねじれが再現されていないので、進行方向右側に PA があるように見えてしまっていますが。
思い出の米原バリア
北陸道の起点(あれ、終点?)は名神高速道路と接続する「米原 JCT」ですが、隣接する「米原 IC」の位置にかつて「米原バリア」が設置されていました。元々はパンチカード式の通行券と磁気式通行券を交換するための設備で、名神の通行券が磁気式に変更された後も不正通行チェックのために残されていました。ただ、ETC の普及などで通行券をチェックする必要性も薄れたため、2007 年に廃止されています。名立谷浜 SA のタイルアート?には、2007 年に廃止された「米原バリア」が描かれたまま残されています。これはこれでちょっとした歴史遺産っぽくていいかもしれませんね。
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