2018年4月13日金曜日

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山陰本線の旅(番外編)#10 「折居」

 

周布から海沿いを走ること 6 分ほどで、次の「折居」に到着です。「おりい」と入力した筈が癖で「おしい」と入力してしまったらしく、見事に「惜しい」と変換されてしまいました。色んな意味で惜しいです。

折居駅(おりい──)

折居駅の構造は一面二線の島式ホームです。ここまでは、交換設備のある駅でも二面二線の対面式ホームの駅が多かったような気がするので、一面二線の駅は随分と久しぶりな感じがします。
……と思ったのですが、特急「スーパーおき 4 号」とすれ違った波子駅が島式ホームでした。いかに記憶というものがいい加減なのかを物語るエピソードですね(単なる不注意なのでは)。
島式ホームですから、外に出るためには必ずどちらかの線路を渡る必要があるのですが、折居駅には立派な跨線橋が用意されていました。小ぶりながらも駅舎もあるようですね。

忘れてくれるな

ところで、この折居駅、うぃきぺには次のようなエピソードが記されています。

歌手さだまさしのエッセイ集『もう愛の唄なんて詠えない』(ダイヤモンド社 2007年) P177-178 によれば、駅周辺は旧三隅町の大地主だった佐田家の土地で、その佐田家の次男繁治(さだの祖父。商工省の大臣秘書官を務めたこともある)が作らせた駅だという。
(Wikipedia 日本語版「折居駅」から引用)
ふむふむ。どこまで本当の話なのかは若干不明な感じもしますが、下車するのには、ま、ちょっと覚悟が必要だということですね(何故だ)。

駅舎が海側なので

折居を出発して、次の「三保三隅」に向かいます。駅には立派な跨線橋がありましたが、駅のすぐ近くには国道から駅のある海側に移動するための踏切が用意されていました。
折居駅ですが、国道の横にすぐ下り方面の線路がある立地のため、駅舎は国道とは反対側の海側に設けられています。そのため、山手からやってきた人は、一旦わざわざ線路を越えて海側まで出ないといけないのですね。跨線橋だったり地下道だったりが整備されることが多いですが、ここは昔ながらの踏切が残っているようです。

オーシャンビュー区間、一旦終了

駅を出発してすぐに、「折居海水浴場」が見えてきました。
砂浜は 6~700 m ほどで一旦終わりますが……
岩礁を過ぎると、また 4~500 m ほどの砂浜が広がります。このあたりは波による砂の浸食が激しいからか、コンクリートブロックなどを配置していますね。
周布から折居にかけてのオーシャンビュー区間は、一旦この先で終了です。

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