竹駅(たけ──)
竹駅のホームが見えてきました。ここも明塚駅と同じく一面一線のシンプルな構造で、列車交換はできません。「がんばろう!三江線」と第された横断幕が掲げられていました。雨風に打たれたせいか、少々くたびれ気味のようにも見えます。
竹駅の駅名標と、待合室が見えてきました。
待合室はドアのないオープンな構造です。冬場はちょっと寒いかも?
破壊したはずでは……
では、改めて竹駅の駅名標を(破壊はされていないのでご安心を)。三江線では「潮」に続いて二つ目の「一文字駅名」です。
例のアレ「鹿島(国譲り)」
竹駅の「例のアレ」こと「三江線神楽愛称駅名」は「鹿島(国譲り)」だそうです。注釈が入るのは初めて……でしょうか?(見落としてるかも) そして注釈の部分が見事に柱で隠れてしまっていますね(汗)。「鹿島」という題目からはアルシンドあたりが出てくるのかと想像しましたが(古すぎ)、「ぶらり三江線WEB」の「神楽愛称駅名 演目解説」によると、意外や意外、舞台は国譲り神話の地元・島根でした(「国譲り」とあるよね)。
気になる「演目との関連等」ですが、対岸に「明神岩」という岩があり、この岩が水難除けのご利益があるのだとか。この「明神岩」から鹿島神宮(と香取神宮)にある「要石」を連想したそうですが……
祭神はタケミカズチの神であり、「竹」とのゴロもよい。ああっ、またしても語呂合わせだったことがバレてしまったではありませんか!(汗)
明神岩へは
ちなみに、水難除けのご利益があるという「明神岩」へは、駅の南西側にある橋を渡って対岸に向かうことになります。地図で見た感じでは 800 m ほどの歩けばいいようです。竹駅のあたりの地名は「邑智郡美郷町乙原竹」ですが、対岸は「港」(乙原港?)だそうです。山の中の「港」というのも不思議な感じがしますね。
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