左前方に、江の川にかかる鉄橋が見えてきました。割と近代的な鉄橋に見えるので、どこかの時点で架け替えられたのでしょうね。
粕淵駅(かすぶち──)
粕淵駅のホームが見えてきました。かつては一面二線ですれ違いができたようですが、反対側の線路は既に撤去されて物置が置かれていました。粕淵の集落は高台の上にあるみたいですね。
例のアレ「神武」
粕淵駅の「例のアレ」こと「三江線神楽愛称駅名」は「神武」なのだそうです。「神武」は、言わずと知れた初代天皇と目されているあの「神武天皇」のことですよね。宇都井駅で「仲哀天皇」の名前を見かけて驚いていたのですが、それどころでは無かったですね(汗)。「ぶらり三江線WEB」の「神楽愛称駅名 演目解説」によると、「神武」という演目は「神武天皇の建国神話の神楽化」とあり、舞台は大和の国(奈良県)のようです。
では何故粕淵に……といういつもの疑問が湧いてくるのですが、
「カヌーの里おおち」や「ゴールデンユートピアおおち」があり、理想郷を求め船に乗って東に向かった神武神話の壮大な浪漫を感じる。これは……めちゃくちゃ無理があるような……(汗)。
美郷町の中心地・粕淵
さて、気を取り直して「粕淵駅」の話題に戻りましょう。粕淵駅は「美郷町役場」の最寄り駅でもあります。三江線の運行上は浜原駅のほうが重要駅っぽいですが、街自体は粕淵のほうが大きいみたいですね。「美郷町公式マスコットキャラクター」の「みさ坊」だそうです。プロの仕事っぽい感じですが……どなたのデザインなんでしょう。
美郷町は 2004 年に邑智町と大和村が合併して発足した町で、旧・邑智町の役場も粕淵にありました。邑智町自体が粕淵町・吾郷村・君谷村、沢谷村、浜原村が合併して発足した自治体だったようで、昔から一番開けていた町だったみたいですね。
粕淵駅を出発すると、ほどなく江の川を渡ります。駅の手前で見えてきた鉄橋ですね。
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