そしてこの踏切は、踏切警報機の無い「第四種踏切」でした。「とまれみよ」の文字が、これまた懐かしい感じがします。走行中の 424D から撮影したので、アングルなどに凝る余裕は皆無だったのですが、偶然にしてはいいアングルで撮影できました。
江の川の向こう側には「川の駅」なる建物が。「道の駅」は日本中にありますが、「川の駅」というのは割と珍しいような感じもします。そういや北海道の平取町には「山の駅」もありましたね。
右側に、作木口駅で見かけたような橋が見えてきました。作木口で見かけた橋もそうだったのですが、間に橋脚が無いのが特徴的ですよね。船でも通るのか、それとも増水時の水圧が半端じゃないからなのか……。
江平駅(ごうびら──)
江平駅が近づいてきました。作木口から江平までは僅か 1.7 km しかありません。それはそうと「江平」で「ごうびら」というのもなかなか難読ですよね。駅に到着したからには駅名標を撮影……ああっ(汗)。
辛うじて駅舎?らしきものが撮影できました。江平は一面一線のとても小さな駅で、乗車人員も十年以上一桁をキープしています(以前から利用が少なかった)。
作木口との距離を考えると後から設置された駅かな? と勘ぐりたくなりますが、江平も 1963 年(昭和 38 年)に三江南線(当時)が式敷から口羽まで開通した際に同時に設置された駅のひとつです。
例のアレ「五龍王」
江平駅の「三江線神楽愛称駅名」は「五龍王」とのこと。「ぶらり三江線WEB」の「神楽愛称駅名 演目解説」には、「五龍王」の登場人物として「青体青竜王 赤体赤龍王 白体白龍王 黒体黒龍王 黄体黄龍王 黄龍王の使い 文選博士」が挙げられています。「青龍」と言えば、「朱雀」「白虎」そして「玄武」とセットで「四神」を形成しますが、五行説に合わせる形で中央に「麒麟」あるいは「黄龍」を配置する流儀があるのだそうです。
コンパクトな駅の割には壮大な演目と関連付けられたものだなぁ……と思っていたのですが、前述の「演目解説」によると「近くに地域住民と都市住民の交流の場『龍王塾』があり農作業体験実習等の拠点となっている」って……。こりゃあ流石にわかりませんって。
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