阪九フェリーの泉大津航路は、泉大津と新門司の間で一日一便が運航されています。泉大津を 17:30 に出発すると、翌朝の 6:00 には新門司港に到着します。
阪九フェリー「いずみ」の船内へ
5 甲板の駐車場に駐車して、そのまま同じフロアにある案内所に向かいます。階段やエレベーターに乗らずにそのまま船内に入ることができるというのは、なかなか画期的な感じがしますね。そして、いつもの癖で「案内所に向かいます」と書いてしまったのですが、阪九フェリーは乗船手続きの際にカードキーを渡してもらえます。そのため、直接客室に向かうことができます。奥に売店と併設の案内所が見えますが、そのまま階段で 7 階に向かいます。
「ロイヤル」お部屋探訪
初めて乗るフェリーは、せっかくなので最高のグレードの部屋を選びたい……ということで、今回は「ロイヤル」をチョイスしてみました。中はと言うと……ん、意外と広くないんだなぁ、という印象です。まぁ 20 時間かけて北海道に向かう「新日本海フェリー」と、12 時間半ほどで門司に到着する「阪九フェリー」で比較するのがおかしな話なのかもしれません。
とは言え、「ロイヤル」というグレード名に負けないレベルに設備は充実しています。二人がけのソファの隣には割と大きめのティーセット台があって、その下には冷蔵庫が隠れています。ちなみに、嬉しいことに水とお茶が最初から冷えています。
リビングとベッドルームの間はテレビが間仕切りになっているという今風の構造です。
ベッドルームは窓側ではなく通路側にあります。ドアやカーテンこそありませんが、テレビや壁でリビングとは仕切られているので、事実上独立した部屋のような感じですね。
大海原を眺めながら
洗面所との間にはドアがあって、独立した別室になっています。そして、バスルームは……大変残念なことにバス・トイレセパレートでは無いのですが、窓側にバスルームがある構造は、グループ会社である新日本海フェリーの船ととても似ていますね。もっとも、阪九フェリーは 17:30 に泉大津を出て翌朝の 6 時には新門司に到着してしまうので、雄大な大海原を眺めながらのんびりと風呂に浸かる……ということはできない筈なのですが。
食事はレストラン一択のようです(新日本海フェリーの「グリル」や「カフェ」に相当する設備は無さそうです)。良くあるバイキング形式のレストランなんですが、さすが SHK グループと言うべきか、食事のレベルはかなり高い感じがしますね。
明石海峡大橋!
18:30 頃、何やら船内放送が流れたなぁ……と思っていると、なんと「間もなく明石海峡大橋を通過します」とのこと。「ロイヤル」にはプライベートデッキがあるため、窓を開けて外の景色を眺めることもできます。たかが橋なんですが、綺麗にライトアップされた明石海峡大橋を船の上から眺めるというのは、意外と貴重な出来事なのかもしれません。
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