2017年12月15日金曜日

秋の道南・奥尻の旅 (216) 「地名由来板(地球岬)」

地球岬展望台から駐車場に戻ります。
展望台の建物から下の道路までは、舗装こそされていないものの、ちゃんと階段が整備されています。両側に手すりがついているのも良いですね。
駐車場の近くにある、例の電話ボックスのところまで戻ってきました。なるほど、太平洋の部分がドアになっているんですね。

地名由来板

駐車場の入口(道道から駐車場に入るところ)にある案内板を見に来ました。「地名由来板」とありますね。まぁ、やはり「地球岬」あるいは「チキウ岬」というネーミングは気になりますよね。
「地名由来板」には、次にように記されていました。

ポロチケウェとポンチケウェがある。

ほう。なかなか唐突な書き出しですね。

チキウ岬灯台のある所がポロチケウェであり、語源は『親である断崖』『自分を削ったもの』『削れたもの』つまり断崖絶壁を意味する。

ふむ……。この文章は知里さんの手によるものなんでしょうかね(なんとなくそんな気が)。

ちょいと飛ばして……

 また、ポロチケウェは『大いに秘する所』『守りて人を寄せつけぬことなり、ここに鉛あるゆえに秘した』という説もあるが、

これはまた謎な解釈が出てきましたね。バチェラーさんあたりの説だったりするのでしょうか……? まだ続きがあります。

このアイヌ語からは、そういう意味は出てこないとされる。

ですよねぇ。

草ぼうぼう

「散策路入口」という立て看板がありました。
この散策路、かなり草ぼうぼうな感じですが……。草ぼうぼう、そんな名前の歌もありましたよね(ありません)。
「地球岬緑地散策路」という案内板がありました。かなり新しそうな看板です。なかなか気合が入っていますね。

4.3 km を 64 分で

「さすがに『緑地散策路』はちょっと(こわい)……」という方には「すこやかロード」は如何でしょうか。
地球岬駐車場からチャラツナイ展望台まで歩き、そこで折り返して今度はトッカリショ展望台まで。トッカリショで再び折り返して金屏風展望台を経由して地球岬駐車場に戻ってくる 4.3 km のコースとのこと。所要時間は「64 分」とあります。なかなかリアリティのある数字ですねぇ。

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