2017年11月21日火曜日

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秋の道南・奥尻の旅 (199) 「白鳥大橋」

 

国道 37 号で室蘭市に入りました。地球岬、測量山、水族館、白鳥大橋、白鳥湾展望台はいずれもこのまま直進で良いようです。
前方右側にプールの飛び込み台のような建造物が見えてきました。これが「白鳥湾展望台」でしょうか。今回は残念ながらスルーの方向です。
このあたりの国道 37 号は異常なほど深いカーブが続きます。もはや右往左往していると言えそうなレベルですが、実はこれ、半分くらいは過去の海岸線の形状そのままなんですよね。室蘭本線だと本輪西から崎守のあたりにかけて機械的な海岸線が続きますが、ほぼ全てが埋立地によって形成された人工的な海岸線です。

右から左から

陣屋町駅の近くにやってきました。室蘭港にかかる白鳥大橋はこの先を左折です。
側道(と言っても結構な規模の道ですが)からも白鳥大橋に入ることができるので、ちょっとややこしいですね。
白鳥大橋を渡った先に道の駅「みたら室蘭」があります。「なぜか上海」みたいですね(そうでもない)。

白鳥大橋!

前方に白鳥大橋の主塔が見えてきました。高さは 140 m とのことで、実は大鳴門橋(144.3 m)とそれほど規模が変わらないんですね。
そして、それだけの規模の橋だからか、白鳥大橋は「歩行者」「自転車」「125 cc 以下のバイク」の通行はできないとのこと。

ずーっと暫定無料です

「白鳥新道」という緑色の標識は有料道路っぽいですが、白鳥大橋自体は通行料無料です(自動車専用だから緑色なんでしょうか)。
これだけの規模の橋なので有料道路として料金を回収する計画だったそうですが、「採算性に疑問がある」として日本道路公団が受け入れを拒否、引き取り手のいなくなった白鳥大橋は結局「暫定無料」での開通を余儀なくされます。

白鳥大橋が開通したのは 1998 年ですから、来年で 20 周年となりますね。やはりと言うべきか、今でも「暫定無料」のままですが、その後「新直轄方式」で「暫定無料」の自動車専用道路が量産されることになるわけで、そういう意味では白鳥大橋は時代の先端を行っていたのかもしれません……。

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