秋の道南・奥尻の旅 (177) 「池になった国道」

洞爺湖町の「町道泉公園線」こと、かつての国道 230 号を駆け上がります。北北西に向かっていた道路はやがて緩やかながらも長い左カーブを描き……

カーブを曲がりきると、道路はほぼ南を向いていました。次はちょっときつめの右カーブのように見えますが、かつての国道 230 号はこの先も左にカーブしていました。右カーブの途中から左に分岐する道が見えますが、これがかつての国道です。

このまま町道泉公園線を進むと虻田駅に出られるようです。国道 230 号は新たに「三豊トンネル」を掘削して復旧していますが、それとは別に旧・国道 230 号のルートを途中まで活用して虻田に抜ける道路が建設されていたのですね。何らかの事情でトンネルを通れない車輌のための道路でしょうか。

「西山山麓火口北口」には交叉点を左折して、更に旧・国道 230 号を進めば良いようです。

旧・国道 230 号を南に進みます。ここ、実は下り坂なんですよね。

このままどこまで行けるのだろう……と思っていたところ、終点は突然やってきました。前方に池が見えますね。

本来はこの先もほぼまっすぐ国道が続いていました。ただ、有珠山の 2000 年噴火の際の火山活動で地形が変容した関係で、国道に水が溜まって水没してしまったのでした。

いつものことですが、何の下調べもせずに来てしまったため、これ以上どこに行けば良いのかわからなくなってしまいました。ということで、このまま U ターンをして洞爺湖温泉に戻ることにしました。長かった左カーブが、今度は右カーブになって帰ってきました！（当たり前だよね）

洞爺湖温泉の近くまで戻ってきました。右折して、洞爺湖温泉を抜けて昭和新山方面に向かいます。

13 時 20 分頃、「ペンションおおの」さんの前まで戻ってきました。もう昼食も済ませてしまったので、そのまま通過して昭和新山に向かいます。

ということで……この日二度目の「昭和新山給油所」です。

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