ちなみに交叉点の手前を流れている川は「小鉾岸川」(おふけし──)です。op は「槍」または「槍などの柄」を意味するのですが、それに対して「小鉾」という字を当てたセンスは中々のものだと思います。ただ、やはり難読だったか、室蘭本線にある駅名は残念ながら開業 6 年半で「大岸」に変わってしまいました。
小鉾岸川の支流・豊泉川沿いを東に進みます。また坂を上ることになりますね。ちなみに JR 室蘭本線は大岸と豊浦の間を「大岸トンネル」で一気に抜けていますが、昔は国道 37 号に沿ったルートを通っていました。室蘭本線は「山線」函館本線に対するアンチテーゼ的な位置づけの路線でもあるからか、長大トンネルを掘ってもいいからとにかく勾配を少なくしよう……とする設計思想だったようですね。
豊泉トンネル
国道 37 号の「豊泉トンネル」が見えてきました。トンネルポータルに題字?は見当たりませんが、卵型に近いトンネルの断面がクラシカルな雰囲気を漂わせていますね。高岡の三つのトンネル
豊泉トンネルは海抜 100 m ほどのところにあるので、ここからは再び下り坂が続きます。またしてもトンネルが見えてきましたが、今度はかなり短いトンネルのようですね。ポータルに「高岡第一隧道」の文字が光ります。そして次のトンネルも見えてきましたが……
更に短い「高岡第 2 トンネル」でした。ポータルには「高岡第」の文字が見えますから、おそらく「高岡第二隧道」とあるのでしょうね。
「第 2」があるなら「第 3」もあるのですが、こちらは残念ながらトンネルポータルの題字が外されているようです。
太平洋!
高岡の三つのトンネルを抜けると、豊浦町高岡です。一見、峠の下り坂にしか見えませんが……
よーく見ると右手には太平洋が見えてるんですよね。
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