車窓には幾重にも折り重なった緑が広がります。一言に「緑色」と言っても、自然に広がっているだけでこれだけバリエーションがあるんですね。
桂岡 15:35
好評の「江差線田植えの旅」もほどほどに、次の桂岡にやってきました。進行方向右側にホームがあり、車掌車を改造した「ダルマ駅舎」があります(残念ながら写真に収めることはできず)。「ダルマ駅舎」、初めて見た時は「ひでーな」と思ったものですが、最近は風情があっていいなぁと思えるようになってきました。いやはや勝手なものですね……(汗)。こちらの駅名標は、サッポロビールの提供でお届けしております。
桂岡駅は一線スルー構造のようなのですが、良く見ると側線の存在を確認できます。ただ、側線の江差側にダルマ駅舎が置かれているので、列車のすれ違いはできなかったようですね。
再び駅名標の写真ですが、ホームの向こうにもう一つのホームが見えます。都市部の終着駅に良くありそうな、行き止まりの線路の両側にホームがある構造のようにも見えますね。これも貨物用……だったのでしょうか?
中須田 15:38
江差行きの 4174D は、次の中須田に向かいます。桂岡から中須田までも 2.1 km しかありません。中須田駅のホームと駅舎です。かろうじて駅舎も僅かながら見えていますが、この駅も車掌車を改造した「ダルマ駅舎」の駅だったんですね。
桂岡は 1936 年に湯ノ岱-江差間が開通した時に同時に開業した駅でした。一方、桂岡から 2.1 km 先の中須田駅は、1948 年に住民の陳情で仮乗降場として設置され、1955 年に早くも駅に昇格したのだとか。
桂岡と中須田の集落はそれほど規模に差が無さそうですが、中須田は豊田集落からも近かったので、中須田にも駅を設置するという判断は妥当なものだったのかもしれませんね(江差線は道道 5 号よりも豊田集落寄りを通っていました)。
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