新日本海フェリー「すずらん」ジュニアスイート
主に敦賀と苫小牧東(厚真町)の間を結んでいる、新日本海フェリー「すずらん」のジュニアスイートは、スイートと同レベルのサービスが付帯しながらお値段が格安というありがたい部屋なのですが、その価格差がどこで生み出されているかと言うと、今から取り上げるバス・トイレだと思われます。
こちらがその写真なのですが、部屋に入ってすぐのところ(廊下側)にバス・トイレがあります。……なんと「バス」「トイレ」「洗面台」がオールインワンなんですね。これは……ビジネスホテルと同じ構造です。
バスタブ自体は割とゆったりとしたサイズになっていますが、このビジネスホテルと同じ構造は……個人的にはちょっと残念な感じが……。
商船三井フェリー「さんふらわあ ふらの」スイートルーム
大洗と苫小牧を結ぶ商船三井フェリーの「さんふらわあ ふらの」(「ひまわり」に非ず)のスイートルームは、ベッドルームとリビングルームが窓側で、バス・トイレは通路側にあります。
こちらもご覧の通りでして、バス・トイレ一体型です。新日本海フェリー「すずらん」のジュニアスイートとの違いは、洗面台は手前に別途設けられているところです。
バスタブ自体は……割と良くあるタイプのものですね。決して狭くはないですが、広くも無いと言った感じでしょうか。
太平洋フェリー「いしかり」スイートルーム
太平洋フェリー「いしかり」は、僚船「きそ」とともに隔日で名古屋と苫小牧の間を結んでいます。「いしかり」のスイートルームは角部屋ですが、トイレは部屋のエントランスと同様に窓のない角にあります。
トイレはバスと独立した場所にあり、広さも申し分ありません。便器自体も最新鋭の温水洗浄便座で、使い勝手もかなり良いです。
バスルームはトイレの向かい側にあります。この写真ではカーテンが下りていますが、窓からは前面展望が楽しめます。なお、カーテンを開けるとこのようになります。
浴槽もかなり大きいものです。二人分のサイズがあるのも特徴的ですね。シャワーもサーモスタット付きの水栓なので水量調節も楽にできそうです。
太平洋フェリー「きそ」ロイヤルスイート
太平洋フェリー「きそ」は、僚船「いしかり」とともに(ry
スイート業界(どんな業界だ)の最高峰に君臨する感のある太平洋フェリーの「ロイヤルスイート」ですが、レイアウトは「スイート」の左右対称に近い形で、トイレは窓のない角に位置しています。
スイートと同様に、リモコン型の温水洗浄便座が備え付けられています。よーく見てみると、ロイヤルスイートのトイレは蓋の開閉もリモコンでできたりしますね(汗)。また手洗い場がトイレ内にも設けられていたり、細かいところで差別化がなされています。
バスはトイレの隣にあり、これもスイートと同様に前方展望が楽しめます。バスルームの広さもトップクラスですが、ちょっと微妙なのが洗面台とバスが同居しているところでしょうか。これは思わず「何故……?」と首を傾げてしまいますね。
バスルームの広さは申し分ないのですが、前面の窓に後傾角がついている関係で、バスタブが少々手前にあったり、また水栓がサーモスタット付きでは無かったり、若干謎の多い設計だなぁ、という印象です。
新日本海フェリー「はまなす」スイート
昨日の記事にも少し記しましたが、スイート業界(どんな業界だ)に足を踏み入れたきっかけになったのが、新日本海フェリー「はまなす」のスイートルームでした。何に驚いたかと言うと……
この、オーシャンビューのバスルームなんですけどね。広さは太平洋フェリーのロイヤルスイートに一歩及ばない印象がありますが、無駄のない設計が素晴らしいです。バスタブと洗い場にそれぞれ独立した水栓が用意されていて、しかもどちらもサーモスタット付きだったりします。
また、太平洋フェリーの「スイート」や「ロイヤルスイート」と同様に、独立した洗い場が設けられている(=トイレがセパレート)のですが、新日本海フェリーの「スイート」の浴室には椅子も用意されているんですよね(あと洗面器も)。まるで自宅の風呂場のように寛げるのは、個人的に非常にポイントが高いです。
トイレ自体は TOTO のウォシュレットで、それほど特別なものではありません。まぁ、実用性は何ら変わらないのですけどね。
まとめ
ということで、バス・トイレに限っては、新日本海フェリー「はまなす」のスイートルームが一押し!という結果となりました(笑)。www.bojan.net
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