この「万里の長城」、うぃきぺの記述を見る限り、なんとなーく作ってしまって後で許可もらっちゃいました、という感じがするのですが……。ここで「歴史」を見ておきましょう。
歴史
- 1981年 - 町の職員が中国を訪問し、万里の長城に感銘を受ける。
(Wikipedia 日本語版「ミニ万里の長城」より引用)
そこからですか(汗)。
- 1986年 - 石積みを開始する。
(Wikipedia 日本語版「ミニ万里の長城」より引用)
構想五年、ついに建設が開始されます。そしてその二年後……
- 1988年 - 桜まつりを万里長城祭と改称する。
(Wikipedia 日本語版「ミニ万里の長城」より引用)
これは……。既存のお祭りの名前を変えるなど、なかなか気合が感じられますね。
- 1990年 - 中華人民共和国駐札幌総領事館より「万里長城」と称することを許可される。
(Wikipedia 日本語版「ミニ万里の長城」より引用)
うわ(笑)。もしかして、ここまで中国側とコンタクトを取っていなかったとしたら、なかなか男前ですよねぇ(汗)。そして、昨日の記事にも記しましたが、
- 2000年 - メモリアルゲート前で築城2,000m達成セレモニーが開催される。
(Wikipedia 日本語版「ミニ万里の長城」より引用)
2000 年に、見事に「万里の長城」が完成します。しかし……
- 2011年 - 石積みを再開する。
(Wikipedia 日本語版「ミニ万里の長城」より引用)
あははは(笑)。このノリは嫌いじゃないです。あれ? 野球?
さて、この領事館公認の「万里の長城」ですが、車の窓からちらっと覗くだけではあまりに勿体ないですよね。ということで駐車場に車を入れたのですが……あれ……? これはどう見ても「野球」というスポーツが行われているような。
入り口を間違えたかと思ったのですが、デカデカと「P」の字が掲げられています。
まぁ、雪の多いこの時期ですし、野球ができる場所も限られているのかもしれません。地元の方の憩いの場に土足で踏み込むような無粋なことはせず、このまま引き上げることにしました。
いや、実は「車に向かって打球が飛んできたらヤバい」と思ったのが真相ですが(笑)。
外郭道路をゆく
万里の長城の外郭道路(いきなり出世したな)を西に向かいます。改めて言うまでもありませんが、窓の右側には「万里の長城」の外壁?が見えています。「長城」だけあって、結構長いんですよね。
右の方に、川の名前が記された標識が見えます……が、雪に隠れて肝心な部分が見えないですね。地図で見たところでは「桑の沢川」のようです。
万里の長城がある「桜ヶ丘公園」は、桑の沢川の手前でおしまいです。いやぁ~、噂には聞いていましたが、なかなかいいものを見せていただきました(笑)。紋別の「カニの爪」も素晴らしかったですが、その場のノリと勢いだけで一大プロジェクトを遂行してしまった下川町の皆さんにも惜しみない拍手を贈りたいですね!
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