2017年1月10日火曜日

冬の北海道の旅 (55) 「懐かしの『シムソンズ』」

アドヴィックス常呂カーリングホールの 1F には受付があり、利用者はここで料金を支払うことになります。合併前に作られたと思しき「常呂町教育委員会」の箱が置いてありますね(笑)。
料金体系は 1 シート 1 時間あたりのようです。市外からだと 1 時間 1800 円ですが、1 チーム 5 人で練習するのであれば 1 人あたり 360 円ですし、2 チームで試合するのであれば 1 人あたり 180 円になるので、思った以上にお手頃価格ですよね。

面白いのが会議室の利用料金で、ルームフィー以外に冷暖房費用が別途かかるようです。
受付の左奥にはコカ・コーラの自販機と、食券の自動販売機のような機械が置かれていますが、これは食券ではなく利用券・貸出券などの自販機ですね。会議室の暖房券もこの機械で買えるみたいです。
1F のエントランスホールからもアイスシートを眺めることができますが、申し訳程度の「椅子のようなもの」しか置いてないので、観覧席のある 2F に向かうことにしましょう。

温かみのある 2F 観覧席

ということで、2F 観覧席にやってきました。気温管理の関係でアイスシートとの間はガラスで仕切られていますが、それでもとてもシートが良く見えますよね。
観覧席の後ろはオープンスペースになっています。木材がふんだんに使われているので温かい雰囲気がしますね。

船山さん小笠原さん

常呂町は「犬も歩けばオリンピアンに当たる」と言われるほどオリンピアンを多数輩出していますが、中でももっとも知名度の高い二人(船山弓枝さんと小笠原歩さん)の写真が飾られています。「きたみ観光大使」と記されていますね。そして、壁と床材の説明が下にありますが、壁が「シナノキ」で、床が「樺」とのこと。

「シムソンズ」

壁面のパネルには、左側に過去のオリンピック(長野・ソルトレークシティ・トリノ・バンクーバー)における日本チームの戦績が掲示されていました。そして右側には映画「シムソンズ」のパネルが。「シムソンズ」は 2002 年のソルトレークシティ五輪に出場した実在のカーリングチームで、元々は加藤章子さん、林(船山)弓枝さん、小野寺(小笠原)歩さんによって結成されたチームでした。
「シムソンズ」というネーミングの由来について、Wikipedia には次のように記されていました。

加藤、林、小野寺が常呂中学時代に「Simsons(シムソンズ)」を結成した。その名前の由来は、アメリカのテレビアニメ『Simpsons』(原題:The Simpsons〈ザ・シンプソンズ〉)の綴りを誤ってしまったことからという。
(Wikipedia 日本語版「シムソンズ」より引用)
……(汗)。まぁ、中学生ですからねぇ。

そして、パネルの右の方を見てみると……、あ、天パーのあの人も出ていたんですね。
実は、映画「シムソンズ」は未見だったので、これも良い機会だと思って今更ですが DVD を購入しました。また、フェリー移動の間にでも見てみようかと思います。

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